
きゅうり、なす、みょうが、大葉、ねぎなど、香味野菜をたっぷり使った、山形の夏の味「だし」。荒みじんに刻んだ野菜を、納豆昆布やしょう油でさっぱりと味付けしただけのシンプルな料理ですが、そのシャキシャキと清涼な食感と味わいは、夏の疲れたからだにも優しく、程よい刺激で食欲を与えてくれます。温かいごはんや豆腐にかけたり、納豆に混ぜたり、麺の薬味や、酒の肴として。また、みょうがやねぎの辛みが苦手な小さなお子様には、それらを除いて。さらにヌルヌルネバネバの加減も納豆昆布やおくらの量などで、お好みの“だし”をどうぞ。

特有の甘みと風味があることで人気の高い“だだちゃ豆”。江戸時代から山形県鶴岡市周辺の限られた地域のみで、大切に受け継がれてきた特産物です。 “だだちゃ”とは、庄内地方の方言で“お父さん”のこと。名前の由来には、家長である“だだちゃ”にまず最初に食べてもらう、という一説が残っています。収穫は、6月から8月いっぱいまで。残念ながらこの夏は、食べ逃してしまったというあなた、来年の収穫に期待しつつ、今夜は過ぎ行く夏を惜しみながら、しっとりと枝豆とビール、なんていかが?



野菜をすべてみじん切りにする。

ボールになめて塩味を感じるくらいの塩水を作り、1を入れて5分程度さらす。

納豆昆布を水またはぬるま湯で戻す。

2の水を切り、納豆昆布、しょう油適量を入れて味を整え、冷蔵庫で冷やせばできあがり。

