
地元では、かやぎ(貝焼き)味噌、味噌かやきなどとも呼ばれる青森の郷土料理。その昔、陸奥湾の漁師がホタテ貝を鍋代わりにし、ダシに魚の切り身などを入れて食べていたのが始まりともいわれています。具はネギに味噌、そして卵が基本ですが、地元ではホタテの貝柱やヒモをはじめ、季節によって豆腐、カレイ、岩のり、ごぼうなど好みの具を入れるようです。ポイントは、卵を半熟にふんわりと仕上げること。ビールや酒の肴にはもちろん、温かいご飯にかければホッと和む味わいです。

毎年6月になると収穫が始まる青森県田子産のにんにく。一片がふっくらと大きいのが特徴です。ピークとなる7月上旬には、2週間で2千数百トンものにんにくが一斉に収穫されるため、町全体が強烈な匂いに包まれるのだとか。厳しい冬を乗り越えて丹念に作られる郷土自慢の味は、みずみずしく栄養も抜群! ホワイトリカーに漬け込んで作る、にんにく酒もおすすめですよ。


下準備A:ホタテは塩水で洗って貝の周囲にナイフを入れ、ナイフをひねって貝を開く。ウロ(黒い部分)は取り除く。
※殻付きを購入し、魚屋さんでおろしてもらってもよい
下準備B:ねぎはみじん切りにする。

ホタテは貝柱をスライスし、ヒモは軽く塩もみしてぬめりを取ったあと、ぶつ切りにする。

貝殻の丸く膨らんでいる方を鍋に見立て、水(適量)と煮干し、ねぎ、ホタテを入れて火にかける。

(2)がぐつぐつと煮えてきたら、酒で溶いた味噌を流し入れる。

ホタテに火が通ってきたら、最後に溶き卵を流し入れ、ふんわりとしたらできあがり。

