2009.08.26UP
家のごみ箱は、燃えるごみより燃えないごみの量が
圧倒的に多い。
そのほとんどが、発泡トレーとか包装類だ。
マーケットにまいバッグを持って行っても
そのなかみはプラスチック類なのだから、矛盾だ。
豆腐を買うためにまい鍋を持って行った頃が懐かしいが
往復すればその日の買い物がすんでしまう商店街も
今はなくなりつつある。
先日、葉山町の役場に税金を納めに行って
入り口のところで、ハンドルのついた箱を見つけた。
立ち止まって、中をのぞいて見る。
はは~ん、これは生ゴミ処理機だな、とすぐわかる。
鼻を動かしてみたが匂いもそんなにしない。
印刷物に「はじめまして、くるくるです!」
と書いてある。モニター募集中。
私はさっそくハンドルをくるくるまわしてみる。
チップの中から野菜屑が出てきた。
その足で、環境課に行って、「モニターになりたいんです」
と応募用紙をもらった。
そして先日、その説明会があって福祉会館に200名の方
が集まった。
同じ町でも、どのような方が住んでいらっしゃるか知らない。
あらためて会場を見渡してしまった。
説明会が終わって、えっさえっさと、ひとりで車まで運び
くるくるを持ち帰る。

生ゴミ処理のためには、コンポストとかもあったけれど
使ってみた人の評判はいまいちで、しかも場所をとる。
これは電気代もかからないし、匂いもない、場所もとらない。
なんといっても、モニターになればただでいただける!
いちおう、2ヶ月くらいはどんな生ゴミを入れたかなどの
表に書き込む仕事はあるけれど・・・。
箱の中に入れるチップは、ヒノキと腐葉土でできている。
生ゴミの90%は二酸化炭素と水に分解されるので
1日台所の三角コーナー1杯ほどなら、つねにチップは同量に
保たれる。
1年使うと、チップも粘土状になってくるというので
新しいチップにとりかえ、使っていたチップは庭木などの
肥料として使うことができる。
ああ、ありがたい、バクテリアさま!

肉でも魚でもご飯でも揚げ物でも、投入OK !
食用油や、使いきったマヨネーズの容器にへばりついた
残りを洗った水も大丈夫。
むしろそういう油系を、好むようだ。
そんなわけで、わたしは毎日
まるで子供のように、いろんなものを入れては
くるくるとハンドルを回している。
生ゴミが台所につねにない、というのも嬉しいし
この仕事(とは言えないが)は楽しい。
残暑とはいえ、朝晩はめっきり涼しくなった。
木々も葉を落としはじめた。
庭には桜の落ち葉が積もっている。
家では落ち葉もかたづけない。
このまま朽ちて土になっていく。
その落ち葉のすきまに、不思議なふたつの穴を見つけた。
なんの穴?
まるで、何かで開けたような穴。
庭の生き物の仕業だろう。
そのままにしておくことにした。

