ttle_music08.jpg

2009.04.28UP

田植えの季節

photo by Kouji Sato

秋田でお米つくりを始めて、3年目になる。
それ以前は、栃木の田んぼへ手伝いに行っていた。
最初は慣れない格好で、筋肉痛になったけれど
今は身体が覚えてくれたようだ。
無農薬のお米を育てるのは大変だ。
何がって?
草取りが!!
農家の方は慣れているので、はやいことはやいこと。
秋田の三種町にある私の田んぼでは780キロのお米が
収穫できる。
我が家だけでは食べきれない量なので
友だちと分け合い、身近な知り合いにも買ってもらう。
それがえらく評判がいい。
私は玄米で食べるので、今までもいろいろ食べてきたが
やはりいちばん美味しい。

田植え

三種町は「じゅんさいの里」で有名なところ
つまり、水がいいのだ。
私の田んぼも山の際にある、じゅんさい畑を育てる水でお米をつくる。
早起きして、一仕事終えると
田んぼの持ち主の近藤さんの建てた山小屋での宴会。
どちらかと言えば、こっちが楽しい。
秋田といえば、やっぱり、きりたんぽ鍋。
じゅんさいや山菜がたっぷり入っている。
これをほんとのご馳走と言うのだ。

きりたんぽ鍋

そして、ご主人と飲む。延々と楽しく飲む。
飲んで話しも弾み、今年はさらに作付けを増やしてもらうことになった。
あっちからも、こっちからもの「お米がほしい」コールに答えて。
自分で育てたお米は愛おしい。
一粒たりとも無駄にできない。
お米さえあれば生きていける。
毎日の食事が幸せだ。
ちいさな宴会が終わると、近くの森岳温泉のお湯につかる。
これがまた至福の時間。
雨の時期をすぎ、夏の太陽の下で育ち、黄金色の稲穂が
いちめんに広がる季節まで。

稲刈り

五月、今年も田植えの季節がやって来る

<PREV  NEXT>  

img_profile_music08.gif

大貫妙子(ミュージシャン)
シンガー&ソングライター。1973年、山下達郎らと結成したシュガー・ベイブでデビューして以来、日本のポップ・ミュージックにおける女性シンガー&ソング・ライターの草分け的存在として活躍。現在までに26枚のオリジナル・アルバムをリリース。その独自の美意識に基づく繊細な音楽世界、飾らない透明な歌声で、多くの人を魅了している。

WOLLEMIPINE[ウォレマイパイン]・・・
オーストラリアで発見された、恐竜が食べていたという「木」(2億年前に生育していた化石植物)

【ベスト・トラックス『palette』 発売中!】
TOCT-26818 ¥2500(税込)
EMI ミュージック・ジャパン
2009年4月29日発売
CM、映画、TVなどで愛され続ける大貫妙子のエヴァーグリーンな名曲たちのオフィシャル・セレクション・アルバム。本人による楽曲解説を含む、全16曲収録。

【DVD『Gratefully Yours ~PURE ACOUSTIC 2009 at JCB HALL~』発売中!】
HUBD-10918/9(2枚組) ¥5,900(税込)
2010年2月17日発売
"年末恒例”としては最後のアコースティックライブとなったPure Acoustic 2009の模様を完全パッケージとインタビュー映像を交えた、大貫妙子(単独公演としては)初のライブDVD化。
【official web site】 http://onukitaeko.jp
img_bn_music08.gif
MORE
ページ上部へ
新着紹介のRSS ラガー音楽酒場のRSS ラガー音楽酒場 e-days プレゼント&インフォメーションのRSS e-days プレゼント&インフォメーション