
鹿児島県は、県本土と約200に及ぶ島々からなり、温帯から亜熱帯にかけて南北約600kmに渡る広がりをもっています。古くより糸瓜(へちま)や苦瓜(にがうり)をはじめ、本来南西諸島の食生活の主役といえる瓜が盛んに食べられるなど、黒潮にのって南方より北上した食文化の影響もうかがえます。代表的なものには、炊きたてのご飯に細かくほぐした鶏肉や薬味をのせ、熱いスープをたっぷりかける、奄美の殿様料理と異名をもつ「鶏飯」や、今回ご紹介する、ぶつ切りにした豚骨を焼酎、
砂糖、味噌でトロトロに煮込む「とんこつ」、そして、魚のすり身に豆腐や地酒を混ぜて揚げる「つけあげ(さつまあげ)」など。いずれも薩摩地鶏、黒豚、桜島大根、芋焼酎、甘口の麦味噌に甘口の鹿児島醤油など、地元ならではの特産物をふんだんに使った、郷土伝統の味わいです。
「とんこつ」をご家庭で作られる際もぜひ、薩摩の芋焼酎に甘口の麦味噌、そして奄美の黒砂糖をたっぷり使って、鹿児島ならではの味わいをお試しください。
| 煮込み鍋に豚骨または豚スペアリブ(約1kg)と薄切りにしたショウガ、焼酎(2カップ)を入れ、水をかぶるくらい注いで火にかける。 |
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| 煮立ったら火を弱めてアクをとりのぞき、弱めの中火で2時間程度煮込む。 | |
| 鍋に黒砂糖、大根、里芋、こんにゃく、厚揚げを入れ、野菜に火が通ったら味噌を加えてさらに1時間程度煮込む。 |
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| 針ショウガを添えて器に盛りつける。 |
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