
県北部は日本海に面し、三方を北アルプスの急峻な山々に囲まれた富山県。春風が吹き、万年雪を抱く立山連峰の雪解け水が海に流れ落ちる頃になると、産卵のため海岸近くにホタルイカが現れます。湾の大部分は水深300メートルにも及び、一番深い所では1000メートルを超えるという富山湾。豊かな自然体系によってもたらされる海の恵みの収穫は大きく、古くよりブリやホタルイカをとる定置網漁業が人々の暮らしを支えてきました。田畑をもたず専業
漁家の多いこの地域では、朝はご飯を二倍の水で炊く“湯漬け”、昼はご飯に同量のおからを混ぜる“おからまま”などさまざまに工夫してお米を節約し、大切にしていたそうです。
また、おからはこのほか、サバの身と空炒りしたり、今回ご紹介した「おからの炒り煮」のようにイカの足と和えるなど魚介との相性もよく、つまみにもおかずにも重宝されてきた食材。ビールはもちろん、炊きたてのご飯にもよく合います。
| 鍋に湯を沸騰させ、ぶつ切りにしたイカの足をサッと茹でる。 | |
| 鍋にサラダ油を熱し、ささがきにしたにんじん、ごぼうを炒める。 |
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| 2におからを混ぜ、おからがぽろぽろになるまで十分に火を通したらイカを加え塩、醤油で味をととのえる。 |
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