
広大な北海道の全面積のうち、その10%ほどを占める十勝平野は、主に大豆や小豆、じゃがいも、麦などの産地として、畑作や酪農業とともに発展してきました。長く厳しい北海道の冬。春は遅く、夏は短い厳しい環境の中で、人々は地場の食材に様々な工夫をこらして越冬のための食料を確保してきたといいます。冬の間中、外で寒ざらしにして味のしまったじゃがいもで作る“しばれいもだんご”や、バターと煮込む“じゃがバター煮“。そして“ニシン漬 ”に代表される野菜と魚の塩漬、こうじ漬、ぬか漬、
粕漬、味噌漬など漬物の数々。これらは、野菜を蓄えるための大切な保存食であり、北海道の代表的な郷土料理でもあるのです。また、冬場は一日中燃やしている薪ストーブの火を利用して暖をとりながら煮込む料理も、北国ならではの調理法。今回ご紹介する「豚の醤油煮」もそのひとつです。ストーブの上に厚手の鍋を置いて、一日ゆっくりコトコト……。時間とともに立ちこめるおいしい匂いと、できあがるまでのワクワク感は、ビールの味わいもより引き立ててくれます。
| 豚肉はたこ糸で縛り形を整えておく。肉がすっぽり入る深鍋にたっぷりの水と豚肉を入れ、さっとゆでたらゆで汁をすてる。 | |
| 鍋に1の肉と肉がかぶるくらいの水、ネギ、ニンニク、ショウガ、タカノツメを入れ |
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| 2に酒、醤油、砂糖、塩を適量入れ、肉をときどき返しながら中火でふたをずらして1〜2時間程度煮込む。 |
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| 鍋に入れたまま冷まし、薄く切り分ける。 |
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