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青春時代、ローリング・ストーンズに夢中だった斎藤ノブさん。ある時、ブラジルのパーカッショングループ、トリオ・パゴンによる"音"の表情の奥深さに衝撃を受けたことが、現在のパーカッショニストとしての核となっている。
1970年にデビューした斎藤さんと下田逸郎さんとのフォークデュオ・シモンサイ。「下田がある一節に『恋はドラムで叩けはしない』って書いていて、『よぉし、リズム楽器で恋でも愛でも叩
いてやろうじゃないか』と発奮したんですね」。そしてノブさんは独自のロックパーカッションという分野を拓いていった。
ティンパンアレー、サディスティックスなどに参加し、曲ごとに自分でフレーズを考え、絡んでいった。コンガ、ボンゴなどで"音"を作っていったノブさんは、まさにジャパニーズポップスの主流となる"音"を築いた人といえる。
そんな人の心を揺さぶる音を聴き手
に届けるノブさんだが、自身の心が揺さぶられた「子袋のにんにく合え」との出会いは約20年前。途中、お店が移転し、「あの子袋はどこへ」と探し求め、やっと再会を果たした曰くつきの「梁山泊」ご自慢のオリジナル料理。いつもまずは「子袋とビール!」から。ラガーの苦みがまた、この子袋料理の風味に合い、胃の腑にじんわり。そして「ビールもう1本ね!」となるのである。
このお店に来ると、まず子袋に始まって火の鳥に餃子、ミスタービーンズ、ゴーヤチャンプル、豚しゃぶのにんにくかけ、締めは焼きラーメンかな。この僕の最強のお決まりコースを食べないとおさまらず、なかなか他の料理に挑戦できずに終わるんです(笑)。お店の料理はすべて手作りのオリジナル料理で、もう何を食べてもしみじみ美味しい。ご主人と奥さんの温かさや細やかさが味そのままに現れていますよね。ここでお二人の笑顔を見て、お料理を頂いて、仲間と寛ぐ。これってたまらない、僕の癒しの時間。もちろんそこにはビール。僕は昔からずっとキリンビール党なんです。理由は何てったって旨いからに尽きる(笑)。大人の味だものね。ずっと変わらずこの味っていうのは、安心感と信頼っていうような安らぎさえ感じられますよね。

1950年京都市生まれ。
パーカッショニスト、サウンドプロデュース、ラジオのパーソナリティなど多岐に渡って活動。来年には自身のロンドン収録アルバム発売予定。