Y.M.O…

 幸宏氏は、加藤和彦氏引率いる 「サディスティック・ミカ・バンド 」で、クリス・トーマスのプロデュースによる『黒船』など、名盤と評される作品を発表し、また、「Y.M.O」ではテクノ・ポップで国内外の音楽ばかりではなく、多方面のアートの世界ともリンクし、今日も圧倒的な影響を及ぼしている。ところで、「HASYMO」(細野晴臣氏、坂本龍一氏、高橋幸宏氏)の活動はどうなのだろうか?
 
「実はね、昨年の12月に細野さん、教授(坂本龍一氏)の3人でちょっとセッションをやったんですよ。何にも決めないで3人で生ドラム、ベース、ピアノで演奏したところから編集して曲にしてミックスしたんだけど、1曲は実は今『NEWS23』(TBS)で流れているテーマソングがそうなんですよ。もう1曲は映画のサントラのエンディング・テーマ。監督はポン・ジュノとミシェル・ゴンドリー、それからレオス・カラックス。その3人がオムニバスで東京を撮った映画があって、今年の8月下旬ぐらいに公開予定なんだけど」

 「HASYMO」(Y.M.O)は6月中旬にロンドンで開かれた「メルトダウン・フェスティバル2008」に出演し、8月には幸宏氏が信藤三雄氏と共にキューレーターとして参画した「WORLD HAPPINESS」(8月10日に東京:夢の島公園陸上競技場にて開催)に出演が決まっている。
 
「今、3人の雰囲気はとてもいいんですよ。ただ、テンションが凄く高いんです。3人集まると。何かこう、独特なテンションってあるんで。pupaは、それよりもゆるいんですよ。まあ一応、僕が年上だってこともあるんだろうけど、何か自由で。HASYMOの方は、自由というよりは、やっぱりどれだけ新鮮なことができるか、ですね。細野さんは今、自分のやりたいカントリーをやって、そこでもとても実験的なことをやっている。教授もまた、新たなところに行っている。今回は、教授が全面にリーダーシップとって、ミックスまでやってくれたんだけど、ニューヨークでね。で、僕がこっちで歌詞とメロディーを考えて。1曲は歌が入っているんで。それを入れたやつを教授に送って、そういった作業が続きました。教授から『ドラムを少しエディットしてくれないか?』って言われて、ドラムだけ全部僕がエディットし直して、そのデータをまた教授に送って、『こんな感じになったけど、どう?』『いいんじゃない』っていうやりとりをメールでするのね」


飲酒は20歳になってから。飲酒運転は法律で禁止されています。