



高橋幸宏氏は東京・世田谷生まれ。立教高校1年のときにアマチュアバンドを結成し、17歳でプロのスタジオ・ミュージシャンとして活動を始めた。武蔵野美術大学在学中の1972(昭和47)年に「サディスティック・ミカ・バンド」に参加。1978(昭和53)年2月、細野晴臣氏の呼びかけに応じ、坂本龍一氏とともに「イエロー・マジック・オーケストラ (Y.M.O)」を結成。また、鈴木慶一(ムーンライダーズ)とのユニット「THE BEATNIKS」やスティーブ・ジャンセン(JAPAN)とユニット「PULSE」での活動も。2001年末、細野晴臣氏との新バンド、「SKETCH SHOW」を結成。2003年バルセロナで開催されたエレクトロニック・ミュージックの祭典“ sonar ”に出演。2004年は、「SKETCH SHOW」+坂本龍一氏のユニット、「Human Audio Sponge(HAS)」として出演する。
ソロとしては、1978(昭和53)年のアルバム『Saravah!』以来、2006年の『BLUE MOON BLUE』までに通算21枚のオリジナル・アルバムを発表している。今回は、多忙を極める2008年の今、近況を中心にお伺いした。
高橋幸宏氏は、ソロ、そして細野晴臣氏との「SKETCH SHOW」、また、「HASYMO」(細野晴臣氏、坂本龍一氏)の活動があるが、ここにきて新たに「pupa(ピューパ)」という新しいバンドを結成した。メンバーは高橋幸宏氏(56歳)+原田知世氏(40歳)+高野寛氏(43歳)+高田漣氏(35歳)+堀江博久氏(38歳)+権藤知彦氏(41歳)である。堂々たるキャリアを持つ6人によるバンドで、アルバム『floating pupa』は、バート・バカラック、ボブ・ディラン、ビートルズ、ニール・ヤングなどのエッセンスがエレクトロニカな未来的雰囲気に包まれ、40〜50代のリスナーにとっては懐かしくも新しい。
「僕自身ソロもHASYMOの活動も続けていますが、常々もう一個別のプロジェクトとしてバンドみたいなものをやりたいなと思っていた。しかも、女性ヴォーカリストのいるバンドをやりたかった。そんな思いがずっとあって、まずは知世さんに声をかけたのかな?