edays WEB MAGAZINE 一日の終わりに Closing Time

マスターの独り言 ラガー音楽酒場のマスター(実は編集者?)が語る、キリンラガータイアップ記事裏話。

 

前嶋輝さんといえば…モスクワに、かに味噌!?

 マスターは今回「ラガー探訪ノート」にご登場の前嶋輝さんと、ロシアがソビエト連邦(USSR)だった頃、一緒にモスクワに行ったことがある。
 1990年のことで、前嶋さんは松任谷由実さんの映像班、マスターは雑誌取材班であった。ユーミンがロケット、ソユーズの打ち上げを見たいということで実現した企画だった。これはTBSで放送されている。
 で、我々はモスクワの星の町という宇宙飛行士やその関係者などが暮らす町を取材した。日本人の宇宙飛行士の第1号となった秋山豊寛氏がトレーニングに励んでおり、インタビューさせていただき、その後打ち上げ基地のバイコヌールへ飛んだ。
 日本人スタッフは基地内のホテルに宿泊する。前嶋さんとマスターの部屋は隣同士で、同行の写真家ともどもマスターの部屋で食事をすることになった。このときは日本から食料を持っていったのである。
 各自いろいろ、マスターは即席味噌汁とかカップ麺とか羊羹とか(甘いの好きだからね)、写真家もそんなところだったが、前嶋さんは違ったのである。なんと、「かに味噌」缶詰を3個も持ってきていたのだ。
 ロシアにかに味噌、なぜなのか聞くと「美味しいから、いいじゃないですか」とそっけなかった。このための買い物を会社のスタッフに頼み、その人が買ってきたと言う。
 で、3人で夜、かに味噌をパッカンし飲み始めた。前嶋さんはかに味噌をスプーンに大盛りにして食べ、凄く旨そうな顔をしたのである。「何だ好きなんじゃない」と言うと、大きな声で笑い出した。
 つまり、そのときマスターと前嶋さんは初対面に近く、前嶋さんは、かに味噌は色がグロテスクだからか、そういうものを自分から積極的に食べると思われたくなかったのだ。人間って初対面の人に対してそういうところありますよね。




 さて、ロケットの打ち上げというのは、近くで見ると感激がある。あっという間に空高く飛んでいってしまうのだが、その瞬間の音と火花に圧倒される。ただ、マスターは残念なことに水があたったのか、その瞬間はお腹をこわしていて、爆音が腹に響いたのであった。
 もう18年の前のことになるのだが、秋山豊寛さんがロケットに乗り、大気圏から地球を眺め、そのとき美空ひばりさんの『川の流れのように』を聴いたらしい。さぞや心にしみたでしょうね。
 では、今回はおとなしく終わらせていただきますが、実はこれから仲間たちとの忘年会。まずはビールで乾杯。2008年を思いながら、さぁ今年はどんな味がするのでしょうか?

飲酒は20歳になってから。飲酒運転は法律で禁止されています。
e-days「イーデイズ」は大人の感性を刺激するWEBマガジンです。