edays WEB MAGAZINE 一日の終わりに Closing Time

マスターの独り言 ラガー音楽酒場のマスター(実は編集者?)が語る、キリンラガータイアップ記事裏話。

 

大貫憲章さんとパンクと焼肉の関係

 ロック一筋38年の大貫憲章さん。ザ・クラッシュ、セックス・ピストルズなどをいち早く日本に紹介し、ロンドン取材から帰国するとキングス・ロードにあったブティック「セディショナリーズ」(デザイナーはヴィヴィアン・ウェストウッド)のボンテージパンツや多色使いのモヘアのセーターを着込んで、それはそれはカッコよかったのだ。1977年の事だから、もう30年も前の話だが、実はマスターもパンク・ファッションにのめりこんだことがあって、髪をおったてて、ロンドンのポートベロー・マーケットで買った革ジャンなんか着たもんです。
 そんなことから憲章さんとは一緒にお食事などをさせていただくことになり、一度、憲章さんの知り合いのパンク好きのイラストレーターとカメラマンと焼き肉を食べに行ったことがあるんです。ビールを飲みながら緊張した面持ちで憲章さんのパンクの話に耳を傾けていると「その肉ボクのじゃないかな」と「いや、これはこっちのだよ」「そうかな」「そうだよ」とイラストレーターとカメラマンが肉問題で、血走った。憲章さん苦笑いしながら「大人なんだからケンカしないで食べようよ」と、一件落着。
 今回の「ラガー探訪ノート」は憲章さんの地元、自由が丘にある「ミセスハンのお店」でビールと韓国家庭料理をいただくことと相成り、さっそくその思い出話をするとビールをおいしそうに飲みながら「険悪だったような」と笑い、「でも、あの頃はわくわくしていたよな」と目を細めるのであった。

 憲章さんもイラストレーターとカメラマンも当時みんな20代、好奇心のかたまりだった。それから話題はクラッシュになりラガーをぐび、ストラングラーズになり、焼き肉ジュージューでラガーをぐび、トム・ロビンソン・バンドになりこれまたラガーをぐび、おいしいビールで話に、食欲に勢いついちゃった。
 それにしても、あーやっぱり1980年のクラッシュのロンドン・ツアーに同行取材した憲章さんがうらやましい。

飲酒は20歳になってから。飲酒運転は法律で禁止されています。
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