ちょうちん


神楽坂で愛され続ける人気居酒屋

 東京・神楽坂には、“たとえ平日であろうと開店と同時に満席になり、予約をしないと入店は困難”というほどの、めちゃめちゃ人気の居酒屋があるらしい。
 お店の名は「ちょうちん」。神楽坂通り(早稲田通り)からちょっと北に入った、オフィスビルに面した細い路地沿いにある。
 店前に到着するなり、まずは大きな提灯が目に飛び込んでくる。さらに、まだ18時前だというのに、店内(総席数約30席)は早くも満員御礼。ウワサ通りの盛況ぶりである。
 カウンターに着席し、まずはメニューを拝見。「秋刀魚」や「鰹」などの旬の魚介を使った料理から、野菜料理、肉料理、さらに「ビーフシチュー」や「おでん」などの“湯気モーモー”料理まで、豪華なラインナップである。しかも、かなり安い!例えば「おでん」部門は、「なると」「昆布」が100円、「玉子」や「こんにゃく」などが150円、「大根」や「すじ」などが200円、「牛すじ」が250円、そして「しいたけ巻」「シュウマイ巻」が300円。そして、魚介部門は、「生しらす」が350円、「秋刀魚の刺身」が500円、「毛蟹」であっても1杯1,500円(半身なら800円)で味わえる。
 私は、「刺身3品盛り合わせ」を注文。この日は、まぐろ(赤身&中トロ)、大山地鶏のタタキ、そして秋刀魚の3品。聞けば、魚介類はすべて、毎朝ご主人が築地に出向き、実際に自分の目で見て、本当にいいものだけを仕入れてくるのだそうだ。
 さらに、「おでん盛り合わせ」も追加。玉子や大根、すじ、つみれといった“大御所”たちが、それはそれは味が染みこんだご様子で、器の中でゴロゴロとひしめいている。早速、熱々をハフハフ。で、口の中アヂヂッ。すぐさまラガーにご登場いただく。ラガーの最初のひとくちをいただいたときの、なんとも言えない安堵感。この感じがたまらない。やっぱり秋は、おでんとラガーですよね。
 ところで、このお店の創業は、平成元年。オープン当時は、おでんがメインで、現在のように季節毎の食材を使った料理は出していなかったそうだ。
 「オープンして2年ほどで、地元のお客さんが何度もいらしてくださるようになり、そこで、せっかく来ていただけるのなら、来るたびに違った喜びを味わっていただきたいと思ったんです。で、じゃあ、季節ごとの食材を使って日替わりの料理を提供しよう!と。それに、いつも決まった料理だと、自分が飽きちゃうんですよ(笑)。『あれやってみよう!』『今度はこれもやってみよう!』とか、常にいろんなことにチャレンジしていたいんですよ」とご主人。
 美味しい料理やラガーばかりでなく、いつでも前向きなご主人の人柄。それが、お店に活気をもたらし、常に“新鮮”なエネルギーを与えてくるのである。

ちょうちん

東京都新宿区神楽坂3-1 川端ビル1F

03-3268-5253

月〜金曜 17:00〜23:30(L.O.22:30)
土曜 17:00〜23:00(L.O.22:00)

日曜・祝日

平均4,500円

カード使用不可

東京メトロ各線飯田橋駅より徒歩2分
JR総武線飯田橋駅西口より徒歩3分


平成元年創業。オープン当時からの名物である「おでん」をはじめ、ご主人自らが毎朝築地に出向いて仕入れるという新鮮な魚介を使った料理、さらに季節の野菜を使った料理から肉料理までを、手頃な値段で味わえる。写真は、「刺身三品盛り合わせ」「おでん盛り合わせ」「自家製ビーフシチュー」。ご利用の際は、予約が賢明。 
※食材は日によって多少異なります。

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