ザ ウィナーズ


赤坂で楽しむ“秋の夜長”

 赤坂にある「ザ ウィナーズ」は、一ツ木通りで20年以上の歴史を誇る老舗ダイニング・バー。お店の場所は、通りの中程にある「フローレンス一ツ木」というビルの入口の脇の階段を下ったところ(地下です)。店内に入るなり、まずは立派なバーカウンターが目に飛び込んでくる。さらに、その横には、これまた立派なテーブル席。いわゆる“オーセンティック・バー”的な重厚感がありながら、奥には液晶テレビがあったりして、どこかアットホームな雰囲気も漂う。
 メニューはというと、「APPETIZER(前菜)」「SALADA+SIDE(サラダ+一品料理)」「PASTA(パスタ)」「RICE(ごはん)」「PIZZA(ピッツァ)」「MAIN(お肉とお魚料理)」そして「CHEESE(チーズ+おつまみ)」の7部門に分かれていて、いずれもビールを誘うかなりの“実力者”たちが揃い踏みである。
 さて、今回は「ミックスピッツァ」(850円)をオーダー。程よく焦げ目のついた直径25センチほどの生地のあちらこちらで、オリーブやフレッシュトマト、エビといった色とりどりの具材たちが顔を覗かせている。早速、焼きたての熱いピッツァの先端部分を、パクリとくわえる。まず、アフ、アフ。で、そのあと、カリカリと香ばしい生地の食感があり、そこにチーズの濃厚な味がトロリとろけ、エビのプリプリ感、トマトの酸味、黒オリーブなどが加わり、それらが口の中で一体となる。あー、もう駄目! ラガー樽詰生ビールをグビーッ。すると、また、すぐに飲みたくなる。ラガーには、やっぱりピッツァだよねと、思わずつぶやいてしまう。“ピッツァとラガーのひととき”、これは至福の喜びである。
 さらに、「牛タンコトコト煮」というメニューもいただくことに。するとこれが大正解。8時間ほど煮込むという牛タンは、噛みしめるたびにソースの味と牛タンの旨みがジュワッ、ジュワッ。口の中でホロホロと崩れて、とても美味しかったです。
 ところで、このお店の料理は、ただ旨いばかりではない。その魅力は値段にもある。というのも、料理はすべてリーズナブル。驚くなかれ、なんと「ピッツァ」や「パスタ」など、1,000円以下で味わえるメニューが豊富にそろっているのだ。しかも平日は朝4時まで、金曜日なら朝5時まで営業しているというから驚く。「夕方でも、深夜でも、そして明け方であっても、せっかくお越しいただいたお客様には、ちゃんとした料理を召し上がっていただきたいですからね」と店長。
 バーという空間で、気軽に、そして朝までしっかりと食事ができる……。赤坂で働く人々にとって、「ザ ウィナーズ」の存在は、さぞや心強いにちがいない。
 さあ、いよいよ秋本番。どんどん夜がナガーくなるこれからの季節、こういうお店で、ときにはゆっくり美味しい料理とラガーを味わいたい。

ダイニングバー ザ ウィナーズ

東京都港区赤坂3-17-10
フローレンス一ツ木B1

03-3584-1392

月〜木曜 17:00〜翌朝4:00
(L.O.3:00[フード]3:30[ドリンク])
金曜 17:00〜翌朝5:00
(L.O.4:00[フード]4:30[ドリンク])
土曜 17:00〜23:30
(L.O.22:30[フード]23:00[ドリンク])

日曜・祝日(貸切のみ営業)

平均3,500円

ほとんど可

東京メトロ千代田線赤坂駅より徒歩4分
東京メトロ丸ノ内線または銀座線赤坂見附駅より徒歩4分




写真の「ミックスピッツァ」は、エビや黒オリーブ、マッシュルーム、フレッシュトマトなどの具材が盛りだくさんで850円。また、「牛タンのコトコト煮」(1,500円)は、お客さんの強ーい要望により、今年、約4年ぶりに“復活”を遂げた「ザ ウィナーズ」の看板メニュー。さらに「パルメザンチーズのかりかり焼とマッシュポテト」(400円)は、パルメザンチーズをクレープ状に焼いて冷まし、それをマッシュポテトに刺したもの。ビールにもよく合うおいしさ。

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