“粋”な料理とサービスを朝の4時まで楽しめる
「とり新」は、新橋では“珍しい”やきとり屋さん。なにが“珍しい”かというと、午前4時まで営業しているのだ。この辺は日本を代表するビジネス・タウン。“夜遅く”までやっているお店は何軒か知っているが、“朝早く”までやっているお店は少ない。
早速店内に入ると、プロ野球選手やキックボクシングの世界チャンピオン、さらに今や飛ぶ鳥を落とす勢いのお笑い芸人などのサインがあったりもするのだが、まず目に飛び込んでくるのは“高倉健さん”。ポスターや似顔絵などがいたるところに貼られている。聞けばここのご主人、高倉健さんの大のファンらしい。なるほど、どおりでねじりはちまきがよく似合う。すごく男気もある。
ただし、ご主人は“不器用”ではない。自ら焼き場に立って16種類もの串焼きを焼き上げる。「イカの沖漬」「ポテトサラダ」などもすべて自家製。今回は、常連客が必ず注文するという「牛の朝鮮焼」(メニューにも「当店自慢の」と書いてある)をいただいた。
これは言うなれば“ハラミ漬け焼き”。しっかりと漬け込まれたハラミは表面から内部まで、ほぼ全域に甘辛いタレがしみ込んでいてとっても濃厚。“串刺し”というのもナイス・アイデアだ。
もちろん別の料理もおいしかった。が、このお店の魅力はどうやら料理だけではなさそうだ。ご主人が明るくてとにかく面白い。そんな人柄を慕って訪れるお客さんはかなり癒されているのではないか? ご主人曰く「“粋”でやってますから」(高倉健さん風に)と。
こんな心強いお店があるのだから、会社員ばかりではなく通な連中も、遅い時間でもやっているところがあると仲間を連れてきては、さぞや自慢しているのでしょうね。
とり新(とりしん)
東京都港区新橋3-10-4 安倍ビル1F
03-3431-3026
17:00〜AM4:00
土曜・日曜・祝日
VISA、MASTER、JCB他
平均4,000円
JR新橋駅より徒歩4分
看板メニューである「牛の朝鮮焼」は、3本で380円とリーズナブル。種類豊富な串焼きは、各種2本から注文可能だ。さらに、「いわしのハサミ揚げ」をはじめ、手間暇かかった自家製メニューも充実している。