白梅

「広島直送かき」発祥のお店で瀬戸内のうまさを再確認

 広島直送のかきが味わえる「白梅」を訪れた。最近は直送って当たり前で、インターネットではボタンひとつでドコソコ産のナニソレが取り寄せられたりもするのだが(インド直送カレーやペルー直送音楽なんてのもあるらしい)、このお店は昭和24年から広島のかきを直送している、“かき直送”界のパイオニア的存在なのだ。
 メニューを見ると、「かきレモン」、「かきワサビ」にはじまり、「かき焼きめし」、「かき天ぷら」などなど、期待通りの展開。どれにしようかね?と迷う楽しさがあったが、まずは王道「かき塩焼き」をいただくことに。大きすぎず、小さすぎず、ちょうどいいサイズのかきは、外は香ばしくて中ふんわり。噛むと磯の旨みがじゅるりと滴り、そのエキスがラガーを呼んでいる。
 さらに、のれんに「広島かき・瀬戸内小魚」と書いてあったのを思い出し、魚も食べたくなった。「今の時期は黒メバルよ!」とのご主人の言葉通り、こちらも脂がのって美味しいのなんの。
 ところで、広島では300年以上も前からかきの養殖が行われ、江戸時代にはすでに、その場で料理して食べさせてくれる「かき船」が流行っていたそうな。船の上で採れたてをぺろり、なんて当時の人はさぞ旨いと思ったに違いない。が、今の時代を生きる我々には敵うまい。なぜかって?かきの隣にラガーがあるんですから。

白梅(しらうめ)

東京都港区新橋3-9-7 黒滝ビル1F

03-3459-8839

17:00〜23:00(L.O.22:30)

日曜・祝日(10月〜3月まで土曜営業)

カード VISA、DC、JCB他

平均7,000円

JR新橋駅より徒歩5分


昭和24年から広島直送のかきや瀬戸内海の小魚を提供する老舗。かきが味わえるのは、10月第2週頃から3月いっぱいまで。メバルやカサゴをはじめとした季節ごとの魚料理の他、コース料理(5,500円〜)なども楽しめる。

ラガーのうまいお店

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