かつての文化人たちの“たまり場”は、今日もサラリーマンでにぎわっていた
「蛇の新本店」は、昭和21年創業の老舗。昔は文化人のたまり場だったらしく、店内には文学界の巨匠たちのサインが並ぶ。さらに何気なく飾られた絵には“TARO”の文字。「岡本太郎先生がうちでお酒を飲みながら描いてくださったんです」とご主人が話すと、やっぱり芸術は爆発だったんだなとしみじみしてしまう。
まっ、それはさておき、料理はというと旬の魚を使ったメニューが中心。なぜならこのお店、元寿司屋なのだ。なるほど、どおりで刺身ひとつ見ても実に丁寧な仕事ぶり。魚たちもさぞや満足だろう。
また、その他の料理もかなりリーズナブル。美味しい魚のあとに鳥の唐揚をポンと口に放り込むと、肉汁じゅわー、そしてラガーをぐびっと。また焼き鳥もあります。どんどん嬉しくなっていく。
ちなみに、お店のオープンは17時なんですが、この日は5分としないうちに最初のお客さんが現れ、30分後には早くもテーブル席は満席。「我々はこのお店のこと信頼しているんだよ」といった声が聞こえてきそうな、とてもいい雰囲気でした。しかし、17時から飲めるって憧れてしまうなあ。
仕事帰りに気軽に立ち寄れて、うまい料理とラガーがある。こういうお店、大切ですよね。
蛇の新 本店(じゃのしん ほんてん)
東京都港区新橋2-9-13
03-3591-6659
17:00〜24:00(L.O.23:30)
日曜・祝日
カード使用不可
平均3,500円
JR新橋駅より徒歩1分
どこか懐かしさを感じる佇まいで、のれんをくぐるとご主人や板前さんが気さくに迎えてくれる。元はお寿司屋さんだったこともあり、魚を使った料理の味はお墨付き。もちろん握りもあり。さらに定番のおつまみもリーズナブルに味わえる。