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2009.08.21UP

アーバン/グラフィティ・アート展、好評開催中!

先週の金曜日から始まった渋谷Bunkamuraギャラリーでのグラフィティ/アーバン・アート展も、残すところ25日(火曜日)まであとわずかになりました。嬉しいのは、毎日予想以上に多くの人に足を運んでいただき、改めてアーバン/グラフィティ・アートに対する関心の高さが分かったことです。

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そんな観客の中には、誰もが知っている日本の某有名ロック・ミュージシャンが2人、お忍びで会場に足を運び、作品を購入してくれたのが、個人的にはとても嬉しかった。やはりアーティスト同士、自分の作る音楽と何かしら同じような匂いを作品から感じ取ったり、感覚的にピンと来るものがあるからこそ、作品をコレクションしたくなるのだろう。


今回、ライヴ・ペインティングで来日したゲスト・アーティスト、ヨーロピアン・ボブのショー〈15日〉(このムーヴィーは、プレビュー・パーティーの時のものですが)も、100人近くが詰め掛ける大盛況で、彼らも上機嫌でロンドンに帰っていきました。

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何しろ彼らの目の前で作品が何点も売れただけでなく、まだ未決定ながら、彼らも大好きな某有名ストリート・ファッション・ブランドからTシャツ・デザインのオファーも舞い込んだりしたのだから、本当に日本に来た甲斐があったというもの。その他にも日英アーティストのコラボレーションによる壁画プロジェクトのお話しもいただき、まだ今後どんな展開になるかは現時点では分からないものの、いろいろと予想外の嬉しい出来事が起こった一週間でした。

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そんなわけで必然的に僕が彼らの窓口となってマネージメント業務を引き受けることになったりと、それはそれで僕にとってもやり甲斐のある仕事になりそうです。もっともこれまで、イギリス人ロック・ミュージシャンの日本でのマネージメントをやった経験もあるので、彼らに比べたらグラフィティのアーティストは真面目で大人しく、扱いは実にラク。何しろヨーロピアン・ボブの2人組の場合、タバコもお酒も飲まないし、食事も海産物が一切ダメで、寿司や天麩羅といった和食にも一切興味がなく、マクドナルドとKFC、コーラを与えておけばゴキゲンなのだから実に経済的(笑)。

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そんなわけで、ヨーロピアン・ボブの作品を中心に、今回出展している主だった作品の写真をアップしましたので、会場にいらっしゃれない方は、ぜひこれで楽しんで下さい。

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また、このコラムでもお馴染みの、よしもとの漫才師にして現代アート・コレクターのおかけんた氏の人気ブログでも、3回に亘る大特集で取り上げていただきましたので、ぜひご覧下さい。けんたさん、ありがとう!

実はこの11月に大阪で、今年2回目のアーバン/グラフィティ・アート展開催も決まっており、その際にはまたイギリスからアーティストを呼び、ライヴ・ペインティングとクラブ・イベントとのミックスド・メディア・パーティーにしようとの計画も持ち上がっているだけに、それも楽しみで仕方がない。

とは言え、日本ではまだまだ一部の先鋭的なアート・ファンやストリート・ファッション好きの若者、クラブ・ミュージック・ファンの関心を集めているだけのアンダーグラウンドなジャンルだけに、今回の渋谷Bunkamuraギャラリーでのアート展を機に、ぜひ日本でも盛り上がって欲しい!

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保科好宏
(ロック評論家/コーディネイター)
長野県須坂市出身。著書に『ロック人名辞典』(共著/音楽之友社)『ザ・フー・ファイル』(監修/シンコー・ミュージック)などがある。趣味はロックと現代アート。
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