東京 大人の遊び場
RSS
webマガジン e-days(イーデイズ)東京 大人の遊び場BAR六本木・西麻布

気取らない雰囲気とプライスが魅力。六本木のど真ん中にあるジャズバー
JAZZ CAFE LONDON

 六本木交差点からすぐ。驚くほど便利な場所にある一軒のバー。それが、『JAZZ CAFE LONDON』だ。英国のバーを手本にデザインされた、シックで重厚な内装。落ち着いた大人の雰囲気に、テレビモニターから流れるスポーツ中継が適度なざわめきを加える。

 品があるのに、格式張っていない。だからこそ、この店にはリピーターが多い。ある人は待ち合わせに、ある人は1人で飲むために、またある人は〆の一杯をたしなみに。日常のひとコマを過ごす場所として、気軽に足を運んでいるのだ。

 大人を満足させてくれる小道具も、ひととおり揃っている。まずはお酒。シングルモルトやブランデーはもちろん、イギリスから取り寄せた“禁断のリキュール”、アブサンも用意。モエ・エ・シャンドンなどの高級シャンパンも、六本木のど真ん中とは思えない手頃な価格で楽しめる。

 BGMはもちろん、ジャズが中心。スタンダードから現代まで約2000枚のコレクションがあり、自在にリクエストができる。深夜になると、マイケル・ジャクソンや矢沢永吉、寺尾聡の曲がかかることもあるとか。遊び慣れた大人ならではの、自由な選曲が楽しい。

 愛煙家のためには、葉巻が用意されている。ここでは、十分に熟成させた葉巻をスイスより直輸入している。種類は常時2~3種と少ないが、珍しい葉巻との出会いも期待できるだろう。

 不定期でジャズやR&B、ポップスのライブも行うが、チャージやサービス料はいっさい不要。いつでもリーズナブルに過ごせる安心感が、訪れる者の足取りを軽くする。こんな店を知っていれば、六本木の夜がもっと楽しくなるに違いない。

取材・文/渡辺裕希子 写真/関根則夫

JAZZ CAFE LONDON

1-3. 重厚な椅子が並ぶカウンター席のほか、円形のテーブル席、ゆったりとしたソファ席と、座席の種類が。人数や用途に応じて選べるのが嬉しい。
4. 1本1本職人が手づくりした葉巻を輸入し、ヒュミドールで厳重に保管している。キューバ産の「COHIBA」をはじめ、世界の逸品を提供。
5. 「宮城県女川産の最高級生ガキ」1300円(3ピース)は冬季・週末だけの限定メニュー。1ピース(450円)から注文できる。銅のマグカップに入った「モスコミュール」1200円は、生のしょうがを使った女性に人気のカクテル。

JAZZ CAFE LONDON

住所 東京都港区六本木4-9-5 ISO六本木ビルB1

電話番号 03-3401-7474

営業時間 18:00~翌6:00(日曜・祝日は~深夜3:00)

休日 1/1~3のみ

金額 モエ・エ・シャンドン(グラス)1200円、アブサン(ショット)2000円~、シングルモルト1200円~、ベルヴェデール1100円~

URL http://www.jazzcafelondon.com/


1980年代を彩った伝説のライブを大画面で楽しむ大人のためのクラブ
LA35

 ブランキー・ジェット・シティーにBOOWY、矢沢永吉に尾崎豊……。彼らの曲が流れてくると青春時代を思い出す、という人も多いだろう。あの頃、彼らのライブに足を運んで熱狂していた人も、小遣いを貯めてレコードを買っていた人も、当時の興奮に浸れる場所がある。

 六本木の「LA35(ライブ・アベレージ・サーティファイブ)」はその名のとおり、35歳前後をターゲットに据えたミュージック・ラウンジ・バー。ミラーボールが回るダンスフロアでは、伝説のライブ映像を130インチのスクリーンで放映している。JBLのスピーカーから聞こえる音楽は、大音量かつ高音質。まるで目の前でライブが行われているような錯覚に酔いながら、拳を突き上げたり体を揺らしたり。誰もが日常を忘れ、青春時代にタイムスリップしている。

 踊り疲れたら、コンクリート壁の向こうにあるラウンジでひと休み。シャンデリアが輝くラグジュアリーなスペースで、ゆったりとお酒が楽しめる。1980年代を彩ったJポップの名曲に耳を傾けながら、同世代の仲間と思い出話に花を咲かせるもよし、ひとりじっくりと感情移入するもよし。もちろん、「あの曲が聞いてみたい」というリクエストもOKだ。

 特定のアーティストをフィーチャーしたイベントも好評だ。これまでに、「布袋ナイト」「ブランキー・ジェット・シティー・ナイト」「矢沢ナイト」などを開催。昔をなつかしむスーツ姿の大人たちはもちろん、当時を知らない若い世代もいっしょになり、深夜まで盛り上がりをみせている。

   時を経た今、改めて聴いてみると、1980年代の音楽の素晴らしさに気づかされる。色あせない名曲を聴きながら、楽しかったあの頃を思い出す。たまには六本木の真ん中で、そんな夜を過ごすのもいいだろう。

取材・文/渡辺裕希子 写真/岡村智明

LA35

1. 130インチの大画面に、伝説のライブ映像が映し出される。大音量の重低音が響き、迫力満点。鳥肌が立つほどの興奮が味わえる。
2. なつかしの音楽をつまみに会話が楽しめるラウンジスペース。デザイナーズブランドのソファやテーブルが並び、高級感が漂う。
3. テンションが上がらずにはいられないミラーボールの輝き。踊り疲れたら、ラウンジスペースの向かいにあるバーカウンターで一杯。カクテルとワイン、ビールのほか、焼酎と梅酒も提供。
4. 六本木五丁目交差点の近くにある、雑居ビルの5階。地下鉄六本木駅からは、歩いて5分程度の距 離だ。
5. 巨峰のリキュールとアマレットをベースにしたオリジナルカクテル「ライブ35」800円。「ハートランド(生ビール)」は800円。

LA35 六本木店

住所 東京都港区六本木3-15-24 アリエスビル5F

電話番号 03-3475-3350

営業時間 19:00~深夜2:00

休日 月

金額 エントランス料 男性3000円(2ドリンク)、女性2000円(2ドリンク)

URL http://la35.jp/


ジャズのリズムに身をゆだねながら“世界一”と評されたマティーニで乾杯
Martini.jpg

 “カクテルの王様”と呼ばれるマティーニ。人によって作り方や飲み方が大きく異なることから、しばしば議論のタネとなるカクテルだ。250種類を超えるレシピがあり、「マティーニを飲めば、その店の実力が分かる」とも言われている。

 西麻布にある『Bar Martini』はかつて、NYタイムズ紙上で“世界一美味しい”と評されたマティーニが味わえる店。ここの「ドライ・マティーニ」は、見た目からして少し変わっている。オーダーすると、目の前に並ぶのは2つのグラス。ひとつのグラスにはベルモットでリンスしたジンが、そしてもうひとつのグラスにはベルモットが注がれているのだ。マティーニを口に含んだまま隣のベルモットを味わったり、ほのかに残るベルモットの香りを楽しみながらドライ・マティーニに口をつけたり。飲み方によって、5~6種類の味わいが楽しめる、というわけだ。

 「ジンはボンベイ・サファイア、ベルモットはチンザノのドライを使っていますが、ジンとベルモットの割合は秘密。長年研究した末に見つけ出した、ベストバランスです」と話すのは、マスター・バーテンダーの田中剛人氏。約15年間の修行を経て、2005年に独立を果たした。以来、彼のマティーニを飲むために足を運ぶファンも多いという。

 もともと、バンドのヴォーカルとしてインディーズ界で実績を残してきたマスター。ジャズへの造詣も深く、学生時代からソニー・ロリンズやオスカー・ピーターソンのコンサートに出かけていたという。店のBGMは、もちろんジャズ。「バーにおいて、音楽は重要なエッセンス。時間帯やお客様の雰囲気に合わせた選曲を、心がけています」と話す。

 耳を澄ませば、マスターがシェーカーを振る音がジャズのリズムとシンクロしていることに気づく。スローな曲が流れているときはゆったりと、アップテンポの曲ではスピーディーにシェーキング。マスターの粋な演出が、心地良い酔いを誘う。ジャズのリズムを感じながら、究極のマティーニを味わう。酒の奥深さを、教えてくれる一軒だ。

取材・文/渡辺裕希子 写真/岡村智明

Martini.jpg

1. しっとりと落ち着いた大人の雰囲気。店内のテレビでは、ジャズライブや映画のDVDなどを放映している。
2. ソファに座って、ゆったりとお酒が楽しめる。窓際には、ムードたっぷりなカップルシートも。
3. 六本木駅から歩いて8分程度。大通りから一本入ったところにあり、隠れ家のような雰囲気。
4. 九十九里にある老舗ガラスメーカー「スガハラガラス」や「バカラ」のグラスを使用。繊細で独創的な曲線が、カクテルの美しさを引き立ててくれる。
5. 「ドライ・マティーニ」1800円。マスターが以前バーテンダーを務めていた店をNYタイムズ紙の記者が訪れ、“世界一のマティーニ”と絶賛したという。ほかに、5000種類以上のカクテルを用意。

Bar Martini

住所 東京都港区西麻布1-14-8 第2広島ビル1F

電話番号 03-5770-3450

営業時間 19:00~深夜3:00

休日 日、祝日の月

金額 チャージ1000円

URL http://plaza.rakuten.co.jp/azabusatobar/


アート、映像、音楽、ダーツ、お酒・・・好奇心を活性化させるアーティスティックバー
infoCurious.jpg

infoCurious とは、informationとCuriousを合わせた造語で、「好奇心を活性化させる」という意味。映像作家であるオーナーが9年前にオープンさせた「Bar infoCurious」は、そんな意を持つアーティスティックな空間である。

 コンクリート打ちっぱなしのモダンな店内。取材で訪れた時には、むき出しのコンクリート壁に写真が展示され、奥の壁面に備えられたプロジェクターには映像が流れていた。そして四隅に配置されたJBLのスピーカーから聞こえるのは、ジャズやボサノバ。コンクリートの壁面に跳ね返り、反響する音がまた心地よい。「音楽とアート、そしてお酒を、お客様が思い思いに楽しみ、好奇心を活性化していただければと思っています。ダーツやチェスなどをされる方もいれば、ゆったりシガーを吸われる方もいるんですよ」と語るのは店を守る大畑英之さん。

 店内は、一ヶ月単位でギャラリースペースとして無料で貸し出され、絵画や写真、彫刻、映像などが展示される。3月には写真と絵を融合させたFumie Asanoの展示「FIND ME!!」が予定されている。

 さらに木曜日にはライブを開催。第1木曜はジャズのスタンダードナンバーを中心に演奏するROUTE、第2・4木曜はボーカル&ギターのDUWRITE MAY、第3木曜はサックスのHAN SATOのステージが繰り広げられ、いずれもミュージックチャージなしで楽しめる。普段はジャズ、ボサノバ、ヒップホップジャズ、80'sなどのCDを流しているが、ほとんどの音源が客の持ち込みだという。BGMも、ゲストひとりひとりが自分流のスタイルで楽しめるというわけ。あらゆる人の好奇心を満たす術が待つ、至福の一軒だ。

取材・文/高橋かおり 写真/関根則夫

infoCurious.jpg

1.デザイナーズチェアが並ぶ、モダンな雰囲気の店内。常連客のマイグラスや抹茶碗などが飾られ、こだわりの客が集う様がみてとれる。ダーツ、チェスなども楽しめる。
2.ライブは毎週木曜の22時~、23時~の2ステージ。
3.JBLのスピーカーを配置。イベントではUREIのオーディオシステムを使うこともある。
4.ギャラリーの展示内容は、一ヶ月ごとに変わる。
5.イカスミやハーブ系、チョリソーなど、多彩な味が楽しめる「五色のソーセージ」1260円。「キリン ハートランド」840円とも好相性だ。

Bar infoCurious

住所 東京都港区麻布十番3-6-9  ヒルサイド麻布B1F

電話番号 03-5439-9337

営業時間 19:00~翌4:00

休日 なし

金額 チャージ525円、サービス料10%、色野菜のピクルス735円、パルマ産プロシュート1260円、ペンネアラビアータ1050円など

URL http://www.infocurious.com/


往年のディスコやソウルバーが蘇る音楽をベースに時代を感じるミュージックバー
VIRTUS

 60年代初頭から70年代頭ぐらいにかけて、六本木や赤坂エリアに小箱のソウルバーが続々と誕生。外国人客を中心に、ソファとソファの間などの狭い空間に立ち、思い思いにリズムを刻むソウルファンが、夜な夜な集っていたという。そんなソウルバー激戦区に10年前にオープンした「ヴィルトス」は、往時の香りを今に残す店だ。

 中に入ると、そこは独特の空間。古城の地下牢をイメージしたというが、シャネルのアンティークランプや、中世のものと伝わる真鍮のオブジェなど、ヨーロッパのアンティークが飾られ、遥か昔にタイムスリップしたかのようだ。また店内には、WURLITZER社のCD版ジュークボックスが鎮座。懐かしい音色を奏でている。

 オープン以来、ソウルファンに愛されてきた同店だが、より多くの音楽ファンに対応すべく、今年の10月にミュージックバーへとリニューアル。60~70年代のソウルを基本に、R&Bやファンク、AOR、70、80年代のロックなど、多彩な音楽をかけるようになった。しかし毎週土曜日にはソウルのDJを呼び、イベントも開催。小箱時代のソウルバーが蘇る。

「映画「『ALWAYS 三丁目の夕日』の音楽版のような店だと思っていただければ。昔にタイムスリップしたような気分で、当時のディスコやDJの話をしたり、懐かしい曲を聴いて楽しんでください」とマネージャーの地崎三蔵さん。音楽をベースに時代を感じる。そんな空気が漂う店である。

取材・文/高橋かおり 写真/田頭真理子 

VIRTUS

1. おしのびで、都内のジャズクラブに出演する海外のミュージシャンも訪れる。アルコールメニューも充実し、シガーも吸える。 地下には踊れるソウルバーである姉妹店「VIRTUS2」があり、自由に行き来できる。
2. アナログは常時3000枚。ジュークボックスは100円で1曲、200円で3曲分聴ける。
3.落ち着いた雰囲気のボックスシートもある。
4.シャネルのアンティークキャンドルのほか、店内にはヨーロッパの骨董が飾られている。
5. ボリューム満点の「ハンバーグロコモコ」1200円。ハンバーグとレタス、卵などを混ぜて食べるのがポイント。ヘルシーだがしっかりした味わいでビール(「キリン一番搾り」800円)も進む。10年前のオープン時から使い続けているキャンドルは、店のシンボル的存在。

VIRTUS

住所 東京港区六本木4-6-4 1F

電話番号 03-5410-6155

営業時間 19:00~翌7:00

休日 日

金額 チャージ\500、サービス料10%、特製カレー1000円、カレーピザ1000円など


あなたの隣にいつもあり、酒、音楽、アートの三位一体で酔わせてくれるネイバーフッドバー
HEARTLAND

 365日オープンしていて、好きな時にふらっと訪れることができる。地域に密着し、自分のすぐ隣にいつもあるような気がするバー。そんな「ネイバーフッドバー」が、「ハートランド」のコンセプトだ。

 店内は、定期的に展示が変わるギャラリーとなっており、ドローイングなどのアートが飾られている。そして月曜から土曜の夜9時から朝4時までは、DJタイム。Michio nakamura、tomonori maeda、enuoh、toyohito fujiwaraなどのDJが、日替わりで専用ブースに立ち、ハウスやジャス、ラテンミュージックなどをプレイしてくれる。さらに定期的に、ポップスやボサノバなどのライブも開催。ふらりと訪れ、キャッシュオンデリバリーで好きなものをオーダーし、酒とアート、音楽に、思い思いに酔う。「ネイバーフッドバー」という雰囲気に相応しい、気楽さと楽しさに満ちているのだ。

 実はこの店、出すビールは「ハートランドビール」のみ。「酒とアートと音楽の三位一体が、ハートランドのコンセプトなんです。水と麦芽、ホップ本来の味をいかしたハートランドビールは、もの本来の価値にこだわったビール。その味へのこだわりと、エンボス加工がスタイリッシュなボトルデザインなどが、アーティスティックなものと共通するんです」とチーフ・バーテンダーの堀口洋輔さんは語る。彼の言葉どおり、その三者の奏でるハーモニーに心地良く酔える稀有なスポットなのだ。

 今年3月に、店内をダークトーンのウッディ調にリニューアルし、ゆったり食事ができるラウンジスペースが追加された。また紀ノ国屋とタイアップしたこだわりの新メニューも登場と、ますます大人向けに進化。店の間口をより広げ、私達ゲストを毎夜迎えてくれる。

取材・文/高橋かおり 写真/横田敦史 

HEARTLAND

1.ハートランドビールをイメージし、グリーンをアクセントにした店内。スタイリッシュなデザインは、小坂竜氏によるもの。壁のアートは半月~1ヶ月に一度変えられる。DJブースではハウス、ラテン、ジャズなどがプレイされる。イベント時にはラウンジスペースにもDJブースが設けられる。JBLのサウンドシステムは、人の会話のトーンに心地よく合うよな音量を実現。
2.1晩で2000本近くも売れるビールを瞬時に冷やす、特別な水冷冷蔵庫。
3.「ハートランドビール」¥500。スタイリッシュなボトルデザインを楽しめるようにと、瓶のままサーブされる。炭酸ガスが抜けないので、非常に美味。ボリューム満点で男性客に好評の「パワフル・プレート」¥1,200。
4.六本木ヒルズの1階にある、隠れ家的な店。

HEARTLAND

住所 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズウエストウォーク1F

電話番号 03-5772-7600

営業時間 17:00~翌4:00( 3:30 LO )

休日 無休

金額 チャージ、サービス料なし。ハートランドビール¥500。紀ノ国屋タイアップメニューからリエット(イベリコ豚、ダック、ビーフ)¥1600、トゥデイズ・ピンチョス(2P)¥500~、スモーク三種¥1000

URL http://www.heartland.jp



e-days「イーデイズ」は大人の感性を刺激するWEBマガジンです。