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webマガジン e-days(イーデイズ)東京 大人の遊び場BAR中央線Jazz Kitchen MANHATTAN| マンハッタン

ジャズ一筋で半世紀“名物オヤジ”とジャズに酔う
Jazz Kitchen MANHATTAN

 阿佐ヶ谷駅からほど近い場所にある、少し古びたビル。階段を上ると、今年でオープン23年目を迎えるジャズバーにたどりつく。20人も入れば満員になる小さな店だが、夜な夜な繰り広げられるライブは圧巻の一言。なかでも、毎週木・金・土曜の深夜1時から始まる深夜のジャムセッションは有名で、観客を巻き込み朝まで盛り上がりをみせる。 
 マスターの望月保孝さんは、70歳を目前にした今も月に2回はステージに立つ現役のジャズメンだ。若かりし頃には、米軍キャンプやダンスホールでピアノやアコーディオンを奏でていたという。「若い人が演奏できる場所を提供したい」と店を開いたのは、40代後半のこと。今や、“新人の登竜門”とまで呼ばれるようになった。「ここから巣立って有名になった人は、数え切れないくらい。ジャズヴォーカリストとして活躍している小林桂さんも、高校時代には両親と一緒に店に来て、歌っていたものです。」
 店では、昼間の時間を利用して「マンハッタン・ジャズ・アカデミー」も開催している。プロのプレイヤーたちが丁寧に教える、完全プライベートレッスン。そこにあるのは、「もっとたくさんの人にジャズの魅力を知ってもらって、ジャズの裾野を広げたい」という望月さんの強い願いだ。まったくの初心者から、昔ジャズをかじっていた中高年の“元ジャズメン”まで、さまざまな人が通っている。
 1995年秋、阿佐ヶ谷はジャズの街になった。広場や小学校の体育館、ライブハウス、レストランなど、街中がジャズ漬けになる「阿佐谷ジャズストリート」。望月さんは、今や全国区となったこのイベントの発起人でもある。
 「ジャズが好きな人は、今も昔もたくさんいるはず。もっともっと、生のジャズに触れる機会を持って欲しい」半世紀をジャズ一筋に生き抜いてきた“名物オヤジ”の思いをのせて、今宵も小さな店はジャズに満たされる。

取材・文/渡辺裕希子 写真/岡村智明

マンハッタン

1.店名は、リチャード・ロジャースの名曲「Manhattan」から名づけられた。ライブのたびに演奏する、望月さんのテーマ曲だ。
2.レコードジャケットやポスターが飾られたシンプルな内装。どの席に座っても、ライブの迫力を間近で味わうことができる。
3.「中学生の頃からアンプやスピーカーを自作していた」というだけあって、音響設備も本格的。
4.ハートランドビール(500ml)750円は、7種類あるビールの中でも一番人気。手作りトマト&バジルピザは750円。

Jazz Kitchen MANHATTAN

住所 東京都杉並区阿佐ヶ谷北2-2-7 喜楽ビル3F

電話番号 03-3336-7961

営業時間 ライブ21:00~22:00、22:30~23:30(日曜は1時間繰り上げ)

休日 月

金額 バーボン500円~、スコッチ550円~、ホットワイン800円、レモネード700円、オムライス(ミニサラダ・スープ付)680円

URL http://www.ateliermw.com/manhattan/



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