東京 大人の遊び場
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webマガジン e-days(イーデイズ)東京 大人の遊び場BAR中央線Funky|ファンキー

吉祥寺の街と共に歴史を刻み続ける  名機「パラゴン」が鎮座するジャズバー
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 『Funky』の前身は、1956年にまだ高校生だった野口伊織氏が、両親の経営する純喫茶ブラジルの地下に開いた小さなジャズ喫茶である。好奇心の塊で無類の遊び好きだった伊織氏は、58年の生涯で吉祥寺駅界隈に30を超える店を生み出した。ジャズ喫茶やレストラン、居酒屋、ケーキ店など、ジャンルはバラバラだが、いずれも時代の流れを敏感に捉えた“オンリーワン”の店ばかり。『レモンドロップ』や『金の猿』など、吉祥寺を訪れたことがある人ならピンとくる有名店の多くは、伊織氏の手によるものだ。
 創業時の『Funky』は、名機「パラゴン」が鎮座する店として、ジャズファンの間にその名を轟かせていた。誰もがスピーカーに正対して、黙々とジャズに聞き入っていた時代。ジャズ喫茶の草分けとして、ライバル店だった「MEG」や「A&F」としのぎを削っていたという。
 40余年の歳月を重ねた現在、『Funky』にかつての面影はない。以前の硬派な雰囲気はもはや感じられないし、“私語厳禁”といったルールは遠い過去に消えてしまった。そこにあるのは、ジャズファン以外にも広く門戸を開いた、一軒家のダイニングバー。昔を懐かしみたいジャズファンなら、がっかりしてしまうかもしれない。
 とはいえ、不朽の名機「パラゴン」は開店当時から今も変わらず、現役で鳴り続けている。 コレクションもレコード5000枚、CD2000枚と実に膨大。「パラゴン」でこれだけ多くの名曲が聴ける場所は、日本中を探してもそう多くはないはずだ。
 ダイニングバーと銘打っているだけあり、料理も充実している。なかでも、「イワシのマリネ」やタコのガリシア風」などのスペイン風おつまみ“タパス”は評判。気軽なスペインバルとして利用するのもいいだろう。
 大切な人を誘っても、間違いのない一軒。もちろん、オーディオマニアやジャズファンも満足させてくれる。吉祥寺に出向く機会があるなら、覚えておいて損はない店だ。

取材・文/渡辺裕希子 写真/関根則夫

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1. 2階が吹き抜けになった店内は、開放感たっぷり。2007年11月にリニューアルされ、南欧料理が楽しめるダイニングバーへと生まれ変わった。
2.巨大スピーカー「パラゴン」。1960年代当時で100万円以上の価値があった名器で、現在は価格がつけられないという。
3.4. 3階は、珍しいスピーカーやサイン入りのレコードジャケットが飾られたギャラリー。見たい人はスタッフに声をかけよう。
5.店内オーブンで焼き上げた「イタリア産ソーセージのピッツァ」1000円は、ボリュームも十分。「ハートランド生ビール(M)」650円。

Funky

住所 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-7-3

電話番号 0422-21-1464

営業時間 18:00~翌2:00

休日 なし

金額 チャージ600円

URL http://www.sometime.co.jp/funky/funkyvew.htm



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