ビートルズと英国 / リバプールを歩く
LIVERPOOL TOUR GUIDE
ロンドンからの日帰りコース
歩いて見てまわる市中心部のビートルズ・スポット
ロンドンのユ-ストン駅を朝の8時か9時頃に出発すると、昼前後にリバプールの玄関駅であるライム・ストリ-ト駅(25)に着く。駅を出たら、道標を辿ってまずマシュー・ストリートを目指そう。マシュー・ストリートには有名なキャバーン・クラブ(1)をはじめ、行きつけだったパブやビートルズにちなんで誕生した店(2)(3)(4)が多くある。また、この界隈ではビートルズがギターを調達した楽器店(6)(7)やレコ-ド店だった場所(8)のほかエリノア・リグビ-の像(5)なども見ることができる。

次にノース・ジョン・ストリートを通りウォーター・ストリートへ。市庁舎(9)の前を抜けるとマージー・フェリーの船着き場であるピアー・ヘッド(10)に出ることができる。ここには、ビクトリア時代に建てられたロイヤル・リバー・ビル、キューナード・ビルなどリバプールを代表する建物が立ち並び、世界の海を制覇した大英帝国の繁栄の程がうかがえる。このあたりはすぐとなりのアルバート・ドックも含めて世界遺産に指定されている。アルバート・ドックの一角にはビートルズ・ストーリー(11)と名付けられたミュージアムがあり、ビートルズとその音楽が市民にとっていかに誇りであるかが解る。ミュージアムでの所要時間は1時間程度に収めて次に進もう。

ハノーバー・ストリートに出て、デューク・ストリートを少し昇り、スレーター・ストリートへ。ここには、シルバー・ビートルズの頃の溜まり場、ジャカランダ・クラブ(12)がある。そして、通りを少し戻って、シール・ストリートにあるブルー・エンジェル(13)へ。ここもシルバー・ビートルズゆかりの場所だ。ベリー・ストリートからアッパー・デューク・ストリートへ出ると前方には赤茶色の巨大なアングリカン・カテドラル(14)が聳え立つ。このあたりはリバプールの文教地区で、ジョンの美術学校(16)やポールとジョージの学校(17)も含まれる。さらに、ジョンの学校時代のアパート(15)、よく行ったパブ(18)、新婚時代のアパート(19)など興味深い場所をまとめて見ることができる。

アングリカン・カテドラルを背にホープ・ストリートを進み、エブリマン・シアターで右に曲がって少し行くと、右手にジョンが生まれた旧オックスフォード産院(20)がある。次に道を戻って、マウント・プリーザント・ストリートを下って来ると、左手にジョンが婚姻届けをだした戸籍登記所(21)のあったビルがある。さらに前進すると、ルイス・デパート(22)、アデルフィ・ホテル(23)とゆかりのある建物を連続して見ることができる。最後はライム・ストリ-トへ出て、駅を越えた所のエンパイアー・シアタ-(24)でコースの終点となる。

途中、ランチはマシュー・ストリートあたりで、また休憩はジャカランダ(12)かイェ・クラック(18)あたりでとるといいだろう。帰りは8時前後の列車に乗ると、深夜近くにロンドンに着ける。夕食は、日帰りのひとは列車で、リバプールにステイするならチャイナ・タウンの中華レストランかアルバート・ドックのポンプ・ハウス・パブ・レストラン、マシュー・ストリートのカフェ・レストランなどがお勧めだ。そして、夜はグレープス(2)、ホワイト・スター(3)、キャバーン(1)とはしごして飲み歩こう。キャバーンでは、ライブ・バンドが出演する日もある。

ロンドンからの1泊2日コースはこちら


リバプールをめぐる旅の問い合わせ先
ビートルズゆかりの地を訪ねる旅行は下記旅行社が常時手配を行っています。
株式会社オアシス・オフィス(オアシス・ツアー)
東京都渋谷区神宮前 4-11-14
カメリアコート 2F
電話:03-3405-7668
e-メール:trip@oasis-office.co.jp
The Cavern Club
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The Cavern Club
ビートルズが拠点とした伝説のクラブ
10 Mathew Street,Liverpool
http://www.cavernclub.org/index.php

ビートルズがのべ292回も出演し、演奏した伝説のクラブ。もともと酒を貯蔵する地下倉庫を利用して、1957年にジャズのクラブとしてオープンし、1973年まで続いた。その後 、建物は地下鉄工事のため惜しまれつつもとり壊されたが、’84年にキャバーン・ウォークスというモダンな商業ビルが建てられ、地下にレプリカのキャバーン・クラブが復活した。今も町の名物クラブとして賑わっている。

The Grapes
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The Grapes
ビートルズのメンバー行きつけのパブ
Mathew Street,Liverpool
 

キャバーンのはす向かいに位置するこのパブは、ビートルズが出演の待ち時間などによく利用し、いわば楽屋代わりにしていた場所だった。店内には、その頃のビートルズがビールを飲みながらくつろいでいる写真が飾られている。観光客ばかりでなく土地の常連も多く、いたってアットホームな雰囲気でファンを暖かく迎えてくれる。空いていれば、彼らが決まって陣取った場所で一杯やるのは、最高の気分だ。

The White Star
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The White Star
ビートルズのメンバー行きつけのもうひとつのパブ
2-4 Rainford Gardens,Liverpool
 

グレープスがいっぱいの際は、ビートルズのメンバーは次のパブへと移動した。マシューストリートからほんのすこしほんの少し曲がったところに位置するこのパブは、伝統的な英国風のインテリアで飾られていてなかなか素敵だ。ヒグソンズだとかバスといった英国産の銘柄をつい注文したくなる。ちなみに、ポール・マッカートニーのここでのお気に入りは、ドラフト・バスだった。

The Beatles Shop
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The Beatles Shop
世界一有名なトリビュート・ショップ
31 Matew Street,Liverpool
http://www.thebeatleshop.co.uk/

マシュー・ストリート界隈にはビートルズにちなんだカフェ・バーやレストランなどが多くあり、飲み食いには事欠かない。しかし、記念品や土産を調達するなら老舗のここがお薦めだ。ジャンクな小物からコレクターをも喜ばせるほどのヴィンテージ・アイテムやレコードもあり、購買欲をそそる。いかにもといった店内のインテリアは見るだけでも楽しい。

Elennor Rigby Statue
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Elennor Rigby Statue
名曲の主人公をイメージしたブロンズ像
Harrington Street,Liverpool

リバプール出身のアイドル歌手でビートルズの先輩格にあたるトミー・スティールが製作したブロンズ像。教会に現れた淋しいなそうなひとりの女性のイメージを見事に表現している。もちろん架空の人物だが、実は同名の墓碑がジョンとポールがはじめて出逢ったセント・ピータス教会の墓地にある。もとはマシュー・ストリートが突き当たるスタンレイ・ストリートにあったが、ビルの建て替え工事で今の位置に動かされた。

Hessey’s
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Hessey’s
無名時代のビートルズが通ったギター・ショップ
Stanley Street,Liverpool

比較的安価なギターを多く取り扱っていた楽器店。無名時代のビートルズもこの店でギターを調達した。バンド・ブームがわき起こると、店は一躍人気の場所となり、にわかミュージシャンたちが溜まる賑やかな店になった。ジョンが買ったギターはヘフナーのクラブ40、ジョージはフューチャラマ、スチュアート・サトクリフはヘフナー333べース、ポールはロゼッティのソリッド7。90年代なかばまで続いていたが、廃業した。

Rushworth’s Music House
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Rushworth’s Music House
ジョンとジョージがギブソンを手に入れた楽器店
Whitechapel/Richmond Street,Liverpool

ヘッシーズが、安価なギターがメインの楽器店だったのに対してこちらはピアノをはじめ主要な楽器をそろえる総合店だった。当時、輸入規制があり、アメリカ製のギターの入手は難しかったが、この店はオーダーすると取り寄せてもらえた。ジョンとジョージはギブソンのJ160Eを注文して手に入れた。店はふたりがギターを持つ写真をショー・ウインドーに飾り宣伝に使っていたが、残念ながら2000年に閉店した。

NEMS
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NEMS
ブライアン・エプスタインのレコード・ショップ
12 Whitechapel,Liverpool

ビートルズをマネージメントし、世界一の人気バンドに成長させた敏腕マネージャーは、もとはこの店のオーナーだった。エプスタイン家は初め家具屋を営んでいたが、時代とともに電気製品とレコードを売る店へと変わって行った。ビートルズもこの店にはちょくちょく訪れては買ったり視聴したりしていた。ブライアンがビートルズに興味をもたなかったら、後のビートルズはなかっただろう。現在はランジェリー・ショップになっている。

Liverpool Town Hall
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Liverpool Town Hall
ビートルズが故郷に錦を飾った市庁舎
Water Street/Castle Street,Liverpool

エド・サリバン・ショー出演や米国公演も熱狂のうちに成し遂げ、英国だけでなく世界のスーパー・スターとなった彼らを故郷リバプールは熱く出迎えた。空港から街までパレードの後,市長や職員らによって歓迎を受けたビートルズは、市庁舎のバルコーニーに出て行って、下で待つ大勢のファンに向かって大手を振って応えた。リバプール市民がこんなに盛り上がりを見せたのは大戦後はじめてのことだった。

The Pier Head
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The Pier Head
マージー・フェリーの船着き場
Meresey River ,Liverpool

リバプールはマージー川の河口の港町。大英帝国が世界を席巻した時も、産業革命の時代もリバプールは英国の造船、海運の最重要港だった。フェリーボートに乗船しアイリッシュ海からの風に向かうと、古き良き時代を偲ばせ旅情がかきたてられる。バンドマンになる前、リンゴ・スターはフェリーのボーイをしていたことがある。また、地元の写真家、ピーター・ケイはビートルズのプロモーション写真をこのフェリーボート上でも撮影した。

The Beatles Story
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The Beatles Story
ビートルズ伝説を展示する博物館
Britannia Vaults,Albert Dock,Liverpool
http://www.beatlesstory.com/

ビートルズの音楽は素晴らしい。そして、彼らのサクセス・ストーリーも音楽同様に感動的だ。世界遺産に指定されたアルバート・ドックの一画にあるこのミュージアムはビートルズ伝説を展示で見せてくれる。ゆかりの人物、たとえば、最初のマネージャー、アラン・ウイリアムス、プロデューサーのジョ—ジ・マーチン、夫人だったシンシア・レノンなどによるテープ解説も興味深い。ポール・マッカートニーによるナレーションも聴ける。

The Jacaranda Club
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The Jacaranda Club
無名時代のビートルズの溜まり場
23 Slater Street,Liverpool
 

初代マネージャー、アラン・ウィリアムスが開いたクラブ。まだアート・スクールの学生だったジョン・レノンやステュア—ト・サトクリフ、インスティテュートのポール・マッカートニーらが店の地下のペイントを手伝った。その時の壁画は今も残っているが、世界遺産にすべきではないか? シルバー・ビートルズとして演奏した記録も残る。写真は80年代のものだが、現在はすっかりリノベーションされて人気の店になっている。

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