#31 中学2年からビートルズ一色、これが俺の運命! (馬渕英将)
1.シルバービーツでは「マブJohn」と呼ばれる。
2.「このジョンのノースリーブは68年から69年に、ロンドンのブランド店でジョン自身が特注して着ていたものです。表面には『ヘルプ』の歌詞が直筆原稿から印刷されていて、逆さの十字架はアンチ・クライストを表しています」。
3.「クイーンのブライアン・メイとロジャー・テイラーが来た時、僕はステージで『ツイスト・アンド・シャウト』を歌っていて、その中で『RADIO GA GA』の手拍子をやったら二人とも一緒にやってくれたのには、本物がやってる!と感激しました」。二人が「パーフェクト・ジョン!」と喜んで裏面にサインしたギター。
六本木キャヴァンクラブで、「シルバービーツ」というビートルズバンドのジョンとして毎日のように演奏していると、当時のビートルズを知ってる世代のお客さんばかりじゃなく、自分より若い子や5歳の子だったりがやってきて「これやって」なんて言ってきたりします。それはとんでもないことだなと思います。珍しいからなのか、海外アーティストもよく見に来てくれます。
親が好きだったのでビートルズを知ってはいました。中学生の時、CDを1枚買ってもらって「この人誰?」って聞いたら「ジョン・レノンよ」って。「『イマジン』の人?」「そう」。その頃「イマジン」のジョンが好きだったのに、ビートルズのジョンとは知らなかったんです。まったく違う二つのことがつながって、その時からビートルズ一色になりました。同じ時期にギターを弾きはじめて、「ビートルズが俺の運命だ!」とまで思いました。勝手にビートルズを指導者にして、何か知らないけどすごいパワーをもらっています。ビートルズマジックというんですか、それにまんまとはまった感じです。
イギリスへは、2006年と2007年に「ビートルズ・コンベンション」に出演するために行きました。ロンドンなら、郊外のチズウィック公園がおすすめです。「ペイパーバック・ライター」のプロモーションビデオを撮ったものすごくきれいな公園で、ビートルズが好きならぜひ行ってほしいです。僕が行った時は当時の風景がそのままで、晴れた日だったので木々が青々としていて美しかったです。ジャケット写真の木もありましたが、30年以上経ってますから、低いところにあった枝が上の方にあったり、時間が流れていても空気は同じだと思いました。あの銅像もそのまま残っていて、はじっこを削って持って帰りたいくらいでした。
リバプールは、マシューストリートの周辺から外れたあたりへ行くと、ジャカランダとか、地元の人がただ陽気に酔っ払っていたりして、観光地っぽくない、昔のままのさびれたリバプールがあります。ジョンやポールがこれを飲んでいたと言えば、とりあえずそれを頼んでみたり、「彼らがここにいたんだ」と思える場所は行ってみるといいと思います。ただ、こわいと言うか、夜歩いたら危ないかもしれませんね。
リンゴの『センチメンタル・ジャーニー』のジャケットに写っている店も、まだお爺さんが一人で営業していました。最初に行った年のツアーのガイドさんがリンゴの幼なじみで、となりの家にずっと住んでいて、「あたしがリンゴに読み書きを教えたのよ」って。町に普通に「生き証人」がいる感じです。
リバプールに初めて行くなら、8月後半のフェスティバルの時期がおすすめです。一年で一番高いですけど、一番安心して見られて楽しいイベントが盛り沢山です。
ビートルズには、誰でも陽気にノッてしまう計り知れないパワーがありますよね。それを一人でも多く楽しんでもらえたらいいですね。
取材・文/佐藤義文
親が好きだったのでビートルズを知ってはいました。中学生の時、CDを1枚買ってもらって「この人誰?」って聞いたら「ジョン・レノンよ」って。「『イマジン』の人?」「そう」。その頃「イマジン」のジョンが好きだったのに、ビートルズのジョンとは知らなかったんです。まったく違う二つのことがつながって、その時からビートルズ一色になりました。同じ時期にギターを弾きはじめて、「ビートルズが俺の運命だ!」とまで思いました。勝手にビートルズを指導者にして、何か知らないけどすごいパワーをもらっています。ビートルズマジックというんですか、それにまんまとはまった感じです。
イギリスへは、2006年と2007年に「ビートルズ・コンベンション」に出演するために行きました。ロンドンなら、郊外のチズウィック公園がおすすめです。「ペイパーバック・ライター」のプロモーションビデオを撮ったものすごくきれいな公園で、ビートルズが好きならぜひ行ってほしいです。僕が行った時は当時の風景がそのままで、晴れた日だったので木々が青々としていて美しかったです。ジャケット写真の木もありましたが、30年以上経ってますから、低いところにあった枝が上の方にあったり、時間が流れていても空気は同じだと思いました。あの銅像もそのまま残っていて、はじっこを削って持って帰りたいくらいでした。
リバプールは、マシューストリートの周辺から外れたあたりへ行くと、ジャカランダとか、地元の人がただ陽気に酔っ払っていたりして、観光地っぽくない、昔のままのさびれたリバプールがあります。ジョンやポールがこれを飲んでいたと言えば、とりあえずそれを頼んでみたり、「彼らがここにいたんだ」と思える場所は行ってみるといいと思います。ただ、こわいと言うか、夜歩いたら危ないかもしれませんね。
リンゴの『センチメンタル・ジャーニー』のジャケットに写っている店も、まだお爺さんが一人で営業していました。最初に行った年のツアーのガイドさんがリンゴの幼なじみで、となりの家にずっと住んでいて、「あたしがリンゴに読み書きを教えたのよ」って。町に普通に「生き証人」がいる感じです。
リバプールに初めて行くなら、8月後半のフェスティバルの時期がおすすめです。一年で一番高いですけど、一番安心して見られて楽しいイベントが盛り沢山です。
ビートルズには、誰でも陽気にノッてしまう計り知れないパワーがありますよね。それを一人でも多く楽しんでもらえたらいいですね。
取材・文/佐藤義文
馬渕英将
ミュージシャン
1980年生まれ。横浜市立大学在学中、シルバービーツ(当時はシルバービート)のメンバーとして六本木キャヴァンクラブにてデビュー。年間1500回近くのステージをこなす。国内外のアーティストとの活動も多い。リバプールで開催される「ビートルズ・コンベンション」には2年連続で出場し、話題をさらう。ロックの殿堂マジソン・スクウェア・ガーデンにも出演。オリジナル曲の制作などソロ活動も展開中。
オフィシャルサイト(個人の日記も公開中) http://silverbeats.com/






