#13 私の作る料理は、音楽から得たインスピレーション (ハギワラトシコ)
1.CUELのイベント向けに作ったレシピ本。レコードジャケットからイメージをもらって表紙をデザインしたんだけれど、あまり似ていないといわれちゃうんです(笑)。
2.Tシャツはなくなってしまったけれど、コンサートなどでコツコツと買い集めた缶バッチはいまだに捨てられない。リンゴスターのキーホルダーとか、今でも通じるような洒落たデザインですよね。
23才の頃、ジョン・レノンが亡くなったときは、これからどうしよう…と途方にくれてしまいましたね。中学1年生の頃から好きで、衣食はもちろんすべてに影響を受けていていたんです。ジョンの最初の結婚式にトライフルが出ていたという記事を見れば自分で作ってみたり、自然食やスパイスに夢中になったり。自分がどうこうしようと考えなくてもビートルズが発信する情報についていけばよかったんですもの。ジョンが亡くなった当時はインテリアスタイリストをしていましたが、今のままではいけないって強く思い、もっとコミュニケーションに関わることをしようと、8ヵ月後にはケータリングの会社を興していました。それから25年ずっと続けていますが、仕事を始めるきっかけはジョン・レノン。余談ですが、命日には必ずビートルズのTシャツを着ていたんですよ、ついに着倒してなくなっちゃったけど(笑)。今でも誕生日には必ずケーキを食べています、もちろん4人全員。もう40年も続けているので、もはやイベントというより習慣になってますね(笑)。
昔は料理って、洋服や音楽に比べて流行から一歩も二歩も遅れていたの。私には常に音楽があったから、それを料理に表現しよう、時代を盛り込もうって作ってきたのが私なりのレシピ。自分にとってロックはカレーなんです(笑)。ビートルズはイギリス人だけれどもインドとかNYとかさまざまな国の要素を取り入れていますよね、料理も伝統的な作り方だけじゃなく、世界の中からミックスすればいいんだって教えてもらいました。私にとって、ビートルズ=イギリスではなく、「イギリスと世界のミックス」なんです。彼らが自分で選んだ土地の方がらしいっていうか、どちらかというとイギリスからはじかれたイメージ。でも、だからこそいいものが作れたんじゃないかな。
取材・文/嶺月香里
昔は料理って、洋服や音楽に比べて流行から一歩も二歩も遅れていたの。私には常に音楽があったから、それを料理に表現しよう、時代を盛り込もうって作ってきたのが私なりのレシピ。自分にとってロックはカレーなんです(笑)。ビートルズはイギリス人だけれどもインドとかNYとかさまざまな国の要素を取り入れていますよね、料理も伝統的な作り方だけじゃなく、世界の中からミックスすればいいんだって教えてもらいました。私にとって、ビートルズ=イギリスではなく、「イギリスと世界のミックス」なんです。彼らが自分で選んだ土地の方がらしいっていうか、どちらかというとイギリスからはじかれたイメージ。でも、だからこそいいものが作れたんじゃないかな。
取材・文/嶺月香里
ハギワラトシコ
CUEL代表・料理研究家
食べることを中心に生活の楽しさを追及するユニット「CUEL」を主催。フォーマルからアーティスティックなイベントまで様々なパーティ料理のケータリングを行いつつ、料理本制作やイラストも手がける。『ハギワラトシコのヒーリングクッキング』(文化出版局刊)、『映画を食卓に連れて帰ろう』(同文書院刊)など著書多数。
http://www.cuel.co.jp






