
ハリウッドで様々な俳優が演じてきたシークレットサービスに、本作で新たに挑戦することになったマシュー・フォックス。TVシリーズ「LOST」でブレイクし、今後も話題作への出演が続く彼が、「LOST」後では初の本格的な大作映画出演作として、シークレットサービスという役柄を選んだ理由とは?(文=eiga.com編集部)
マシュー・フォックス インタビュー
「この映画に出てから、重要な政治家たちの映像に注意を払うようになったよ」
——「LOST」後のたくさんのオファーの中からこの作品を選んだ理由は?
「大きな理由のひとつは(監督の)ピート・トラビスだよ。初めて彼に会ったのは、おそらく2年半くらい前だと思う。『LOST』の1年目と2年目の間の頃で、一緒に映画を作る話があったんだ。その夏は実現しなかったけれど、その1年後にようやく作れることになってエキサイトした。脚本の出来が素晴らしかったし、“視点”という概念に魅力を感じたんだ。2人の人間にとって同じものがいかに違って見えるか、というね。素晴らしいキャストも揃ったし、この作品に出演できて本当に嬉しいよ」
——あなたのキャラクターについてどう思われますか。
「デニスと一緒に、2人のキャラクターたちの関係について長い時間をかけて話し合った。映画のパワー、そして後半に明らかになる意外な事実のためにも、2人の関係がただ単に大統領を護衛するチームの2人という関係でないことを伝えることが重要だったんだ。デニスが演じるバーンズが良き指導者的存在だが、過去の出来事のせいで彼が不安定な状態にあり弱気になっている。それで僕が演じるケント・テイラーが彼の代わりに強いチームリーダーとなっている。それが重要なんだけど、具体的な会話などで示さず、観客にそれとなく伝えることで、映画の後半で起きることのインパクトがより強くなると思うんだ」
——シークレットサービスという仕事についてどう思われますか?
スーツ姿も決まってます
——アメリカでは今まさに大統領選が大きな注目を集めていますしね。
「素晴らしいことだね。非常に動きの活発な大統領選挙になりそうだ。これほどディスカッションが行われていることを嬉しく思うし、多くの人たちが選挙に積極的に、そして意欲的に参加しようとしている。非常にいいことだと思う。民主主義の土台は、政治プロセスにみんなが参加することだからね。投票率も高いみたいだし、ディスカッションもたくさん行われている。みんな候補者たちのことをよく研究しているみたいだし、党利党略の政治な感じもしないし、とてもいいことだと思う」
――どのような人物に大統領になってほしいですか?
「強いリーダーシップと未来に対する明るい展望を抱いている人がいいね。それが僕にとって一番大事なことだよ。自分のことをよくわかっていて、アメリカという国をどこへ導いていきたいか、はっきりとした考えを持っている人。そして在任中に良いことを出来るという希望や楽観的展望を持っている人がいいね」
- “KY”じゃ務まらない!シークレットサービスは、とっても“JB”!
- マシュー・フォックス インタビュー
(C) eiga.com inc.

スペインで開催されたテロ撲滅の国際サミットに出席したアシュトン米大統領が、大群衆の前で何者かの凶弾に倒れ、続けて現場に仕掛けられていた爆弾が爆発。大統領の警護に当たっていたシークレットサービスのバーンズは、すぐさま犯人の捜索を開始するが……。大統領暗殺の陰謀を複数の異なる視点から描くアクション・サスペンス。監督はTVドラマ出身のピート・トラビス。出演は「LOST」のマシュー・フォックスに、デニス・クエイド、シガーニー・ウィーバーら。
原題:Vantage Point
監督:ピート・トラビス
脚本:バリー・レビ
製作総指揮:アンドレア・ジアネッティ、カラム・グリーン、タニア・ランドゥー、アダム・ミラノ
製作:ニール・H・モーリッツ
撮影:アミール・M・モクリ
音楽:アオリ・ウバーソン
美術:ブリジット・ブロック
出演:デニス・クエイド、マシュー・フォックス、フォレスト・ウィテカー、エドゥアルド・ノリエガ、エドガー・ラミレス、シガニー・ウィーバー、ウィリアム・ハート
2008年アメリカ映画/1時間30分
配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
3月8日より、サロンパス・ルーブル丸の内ほかにてロードショー
- 「トロピック・サンダー/史上最低の作戦」あくどくておかしくてたまらない。毒と機略が地雷のように炸裂する 2008.11.27
- 「ハッピーフライト」航空機の飛行に関わるプロの姿を描く、グランドホテル形式の群像劇 2008.11.19
- 「X-ファイル/真実を求めて」TV版のファンなら腑に落ちるに違いない 2008.11.12
- 「レッドクリフ PartⅠ」ジョン・ウー監督インタビュー 2008.11.07
- 「リダクテッド/真実の価値」巨匠ブライアン・デ・パルマがその起源に立ち戻る映画 2008.10.30
- 「ICHI」綾瀬はるかインタビュー 2008.10.23
- 「その土曜日、7時58分」運命に抗う男たちの哀しみを描いたルメットの新たな代表作 2008.10.16
- 「容疑者Xの献身」人間ドラマにこそ比重を置いた、ささやかな良心作 2008.10.08
- 「アイアンマン」ロバート・ダウニー・Jr. インタビュー 2008.10.01
- 「アキレスと亀」北野武監督インタビュー 2008.09.25
- 「おくりびと」美学の極致まで達した死の儀式を見せる美しい映画 2008.09.18
- 「イントゥ・ザ・ワイルド」ショーン・ペン監督インタビュー 2008.09.10
- 「TOKYO!」レオス・カラックス監督インタビュー 2008.09.04
- 「20世紀少年」記憶の曖昧さを抱え込んだまま進む、壮大な物語のプロローグ 2008.08.28
- 「ダークナイト」クリスチャン・ベール インタビュー 2008.08.21






























