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2010.01.22UP

今年最初の山、本仁田山と川苔山へ。

1月14日(木)

 昨年の最初の山は、1月2日に登った武甲山だった。今年はだいぶ出遅れて、本日が最初の山。この冬いちばんの寒さという予報が出ている日に奥多摩に向かった。だいぶブランクがあき、体がなまってしまったので、トレーニングのために本仁田山と川苔山へ。雪がたくさんあれば、年末に購入した新しいアイゼンを試したいと思った。

 奥多摩駅から直接登山口に向かう。日原川の川岸には雪が残っている。車道を25分ほど歩いて、登山口のある安寺沢の集落に到着。沢を離れるとすぐに急な登りが始まる。ここから本仁田山の山頂まではコンスタントに登りがつづき、いいトレーニングになる。年明けに脇腹を傷め、まだ少し痛みがあるので、本日はスローペースで登ることにする。

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女夫橋から日原川を眺める

 急坂をジグザグに登っていくとすぐに雪道になる。新雪のうえに動物の足跡はあるが、人はまだ通っていない。この急坂からは、六ッ石山や鷹ノ巣山がよく見える。尾根上に出たところでひと休みし、大休場尾根を登っていく。この尾根にもきつい坂があるが、とにかく久しぶりに体を動かすのが気持ちいい。かなり冷え込んでいるはずだが、汗が滴ってくる。

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安寺沢を過ぎ、急坂をジグザグに登っていく

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急坂から六ッ石山と鷹ノ巣山を眺める

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大休場尾根の急坂を見下ろす

 本仁田山の山頂に到着。山頂は雪に覆われてはいるが、量はそれほど多くない。樹林の間から富士山を眺める。今日は残念ながら少し雲がかかっている。山頂から川苔山に向かう道に入るとすぐに、コブタカ山方向から来た年配の男性に出会い、言葉を交わす。彼は、鳩ノ巣駅から登ってきて、本仁田山に寄ってから川苔山に向かうらしい。コブタカ山の分岐を過ぎると、トレースがなくなる。分岐と大ダワの間からは、鷹ノ巣山、雲取山、天祖山がきれいに見える。

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本仁田山の山頂でひと休みする

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山頂から富士山を眺める

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大ダワの手前から鷹ノ巣山、雲取山、天祖山

 大ダワに到着。ここから舟井戸までは、峰を越えるコースと迂回するコースがある。峰を越えるコースには、「通行注意、急坂、悪路」の標識があるが、トレーニングのためにそちらを選ぶ。ごつごつした露岩が多く、なまった体にはこたえるが、こちらは展望を楽しめる。先ほど出会った男性がもう戻ってきて、追いついてしまった。鳩ノ巣から本仁田〜川苔のコースをトレーニング場所にしているとのこと。彼の姿はすぐに消えてしまい、筆者は岩場に座り込んで、大岳山や雲をゆっくり眺めていた。

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大ダワから急坂のある悪路を進む

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岩場に座って大岳山と雲を眺める

 この峰を越えてしまえば、川苔山までもうきつい登りはない。その途中で山頂から下りてきた男性とまたすれ違う。山頂は誰もいませんよと言われた。その山頂は予想以上に雪が少なかった。富士山はやはり上の方が雲に隠れている。長居をすると体が冷えるので、簡単に食事をすませ、出発する。下山は、大根ノ山ノ神を経て鳩ノ巣駅に下った。この道は単調で味気なく、できれば展望のある赤杭尾根を経て古里駅に下りたかったが、とりあえずいいトレーニングになったし、深雪も踏みしめたので、無理をするのはやめておいた。

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川苔山山頂、雪はわずかだった

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山頂から雲に隠れた富士山を眺める

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大場正明(評論家)
1957年神奈川県横浜市生まれ。中央大学法学部卒。映画、音楽、書物その他の評論。著書・編著書は『サバービアの憂鬱』『CineLesson15 アメリカ映画主義』など。趣味は登山、写真、料理。
大場正明 HOMEPAGE http://c-cross.cside2.com
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