ttle_cinema01.jpg

webマガジン e-days(イーデイズ) >  映画 >  映画コラム >  大場正明 Into the Wild  > 今年の登り納めのつもりでまたも丹沢へ。

2009.12.24UP

今年の登り納めのつもりでまたも丹沢へ。

11月21日(土)

 12月はなにかと忙しく、なかなか出られそうにないので、とりあえず今年の登り納めのつもりでまたも丹沢へ。先週の主脈縦走が少しあわただしかったので、静かな山歩きをしようとパートナーとともに比較的人の少ない西丹沢に向かった。西丹沢は昨年の秋に畦ヶ丸や檜洞丸に登って以来だが、今日はその畦ヶ丸や檜洞丸の北にそびえる加入道山(1418m)と大室山(1588m)に登る。

 小田急の新松田駅で下車し、西丹沢自然教室行きのバスに乗り込む。本日も好天で、バスの窓からも雪をかぶった富士山がくっきりと見える。先週の主脈から眺めた富士山よりも雪のエリアがだいぶ増えている。70分ほどで西丹沢自然教室に到着。そこから林道を用木沢出合に向かう。林道の周辺にはまだ紅葉が見られる。

01.jpg

西丹沢自然教室に向かうバスから富士山

02.jpg

用木沢出合に向かう林道周辺の紅葉

 用木沢出合いからは白石沢を何度も渡り返して進む。木橋がなく、石伝いに渡るところで、先に渡った年配の男性が、カメラを丸出しにしている筆者を心配し、ストックをさしだしてくれた。それをお借りし、水につかることもなく渡り終えた。沢を離れてジグザグに登っていくと、木立の間に白石の滝が見える。

03.jpg

木立の向こうに白石の滝が見える

 いつもは写真を撮るため一定のリズムで登ったりしないが、今日は試しにグループの列の最後尾についてみた。コースや道標や時間を考えず、一定のリズムで黙々と歩きつづけるのがこれほど楽だとは思わなかった。いまさらだが勉強になった。白石峠直下の急登の手前でグループが休憩をとったので、われわれは先に進み、前を行く別のグループの最後尾について峠に到着した。

04.jpg

グループの最後尾について登る

 白石峠から30分で加入道山の山頂に到着。樹林に囲まれているので、葉が落ちているとはいえ、展望はほとんどない。避難小屋で昼食をとり、大室山に向けて出発する。立派なブナの木が目立つようになる。前大室を過ぎたあたりから次第に展望がひらけてくる。特に破風口付近からは富士山がよく見え、素晴らしい展望が開ける。破風口から大室山に至る登山道周辺のブナ林も気持ちいい。

05.jpg

樹林に囲まれた加入道山山頂

06.jpg

前大室を過ぎたところから富士山

07.jpg

展望のいい破風口付近から富士山

08.jpg

大室山の手前に広がるブナ林

 13:00過ぎに大室山山頂と犬越路の分岐に到着。ここから山頂までは5分ほど。テーブルのある休憩ポイントになっているこの分岐で、加入道山の避難小屋で話をした男性にまた会う。このコースを何度も歩いているというので、山頂の様子を聞いてみると、一度も行ったことがないという。この分岐まできたら、山頂をスルーして下ってしまうらしい。筆者は、山頂はともかく、そこから道志側に下る3本のコースがどんな感じなのか見ておきたくて、足をのばした。大室山の山頂も樹林に囲まれ、あまり展望はない。ちなみにこの山は、山梨百名山にも指定されている。

09.jpg

山梨百名山にも指定されている大室山

 分岐に戻ると、空が曇り、冷たい風が吹きはじめた。カップヌードルで温まり、犬越路を目指して出発する。檜洞丸との分岐である犬越路の避難小屋を過ぎ、石がごろごろした歩きにくい道を下り、沢を渡り返して鉄橋に出ると用木沢出合はすぐそこだ。

10.jpg

用木沢出合の手前にある鉄橋を渡る

 西丹沢自然教室からバスで新松田駅に戻り、駅前の居酒屋・宴楽に立ち寄る。この店は、伊勢原や渋沢など丹沢からの帰りに都合のよい場所に店を構えるチェーン店のひとつだが、メニューが豊富で、美味しく、ボリュームもあり、リーズナブルで、おススメである。

<PREV  NEXT>  

img_profile_cinema01.gif

大場正明(評論家)
1957年神奈川県横浜市生まれ。中央大学法学部卒。映画、音楽、書物その他の評論。著書・編著書は『サバービアの憂鬱』『CineLesson15 アメリカ映画主義』など。趣味は登山、写真、料理。
大場正明 HOMEPAGE http://c-cross.cside2.com
ページ上部へ
新着紹介のRSS ラガー音楽酒場のRSS ラガー音楽酒場 e-days プレゼント&インフォメーションのRSS e-days プレゼント&インフォメーション